「レズ・ツェッペリン」が日本デビュー

７０年代を代表する英ロックバンド「レッド・ツェッペリン」を完全コピーした
女性４人組のトリビュートバンド「レズ・ツェッペリン」が日本デビューする。
グループ名をタイトルにした初アルバムを９日に発売。

本家ツェッペリンを手掛けたエディ・クレイマー氏がプロデュースする実力派で、
レズ！？については「間違いなく、多分」と明らかにしていない。

　レッド・ツェッペリンの衝撃的デビューから４０年。レズ・ツェッペリンの登場に、
ＣＮＮ、ロイター、英ガーディアン紙など欧米メディアはこぞって「衝撃的」と絶賛している。

　ボーカルのサラ・マクレラン、ギターのステフ・ペインズ、ベースのリサ・ブリンガンティノ、ドラムスのヘレン・デストロイの４人組。
ミュージカルで鍛えたマクレランの歌声は、パワフルで本家ロバート・プラントも真っ青のセクシーさ。
ヘレンは故ジョン・ボーナムのライブ映像を「６万回見た」というほど研究熱心で、
全員が緻密（ちみつ）な原曲を再現する演奏技術を持っている。

　１つのバンドだけをコピーする「トリビュートバンド」はいま世界的なブーム。
しかし、ツェッペリンのコピーを女性メンバーだけでやるのは異例。

しかもＣＤまで発売し、米、英、豪州など世界約４０カ国でデビュー。
技術だけでなくスター性がある証拠で、そこにほれ込んだのが米英でＮｏ・１になった
伝説的アルバム「レッド・ツェッペリン２」（６９年発売）などをサウンドプロデュースし、
ジミ・ヘンドリックスやキッスなども手掛けたエディ・クレイマー氏。

“本家の音”を知り尽くした大物がヘンドリックスが建てたニューヨークの「エレクトリック・レディ・スタジオ」でレコーディングした。

　「胸いっぱいの愛を」「移民の歌」などのコピー８曲に、オリジナルを２曲加えたあたりが自信の表れ。
本家メンバーもその存在を知っており、ペインズは「彼らが私たちの前に現れるのは時間の問題」とキッパリ。
現在欧米でツアー中で、来年の日本上陸も検討している。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/07/03/KFullNormal20080703033_p.html