5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

性別変化(TS)作品発表スレ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 18:46:36 ID:QDlSwXDA
男の子が女の子になったり、女の子が男の子になったりする作品の発表スレです。
オリジナル・二次創作どちらも可。SS・漫画など表現形式も自由。
作品名やトリップ有り推奨。
投下するときはあらかじめ何レス使うか宣言した方が吉。

エロに流れやすいジャンルなので注意。過激な性描写はエロパロ板へ。
 【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】6話目
 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214215459/(18歳未満禁止)

とりあえず借りたまとめ
http://www39.atwiki.jp/mitemitets/

265 :魔法少女? ユイ 番外編 1/4 ◆KazZxBP5Rc :2009/02/13(金) 23:30:41 ID:Phn/A7z5
それは2月に入ってまもなくのこと。
椎名姉妹は夕食を食べ終わってコタツでテレビを見ていた。
「そういえばさ、あんたバレンタインどうするの?」
姉のつかさが尋ねる。
「ん、姉ちゃん今年は何かくれるの?」
みかんを片手に妹の唯が答えた。
「あのねえ……。バレンタインよバレンタイン。何の日だか知ってる?」
「女の子が好きな男にチョコあげる日。」
正しくは「今の日本では」が付く。
「そうそう。で、あんたはどっち?」
「どっちって……あ――っ!」
まだ女の子としての自覚が足りない唯だった。

「という訳で朋、手伝って。」
女になってからの唯は一気に女友達が増えた。その中でも特に仲良くなったのが朋である。
「いいねえ、ラブラブで。」
「かっ、からかうなよ!」
顔を真っ赤にして反応する唯。それがイタズラ心をくすぐるのだということを本人は知らない。
「じゃあ、十三日に私ん家ね。」
「さんきゅ。」

266 :魔法少女? ユイ 番外編 1/4 ◆KazZxBP5Rc :2009/02/13(金) 23:31:35 ID:Phn/A7z5
お菓子作り当日。買い物を終えた二人は朋の家に向かった。
「ただいま。」
「おじゃましまーす。」
朋に続いて唯も玄関に入ってゆく。
スカートなので足を後ろに跳ね上げて靴を脱ぐ。つかさに教わったやり方だ。
中に上がると朋の母親が出迎えてくれた。
「あら、お友達? いらっしゃい。」
「お母さん、キッチン使っていい?」
「ああ、そうね。……どうせ買い物してくるんだったら頼めばよかったわ。」
「今から行くの?」
「そうよ。すみませんね、バタバタして。」
最後の一言を唯に向けて放ち、朋の母親は出て行ってしまった。
「さてと、じゃあやろっか、愛しの雅ちゃんのために。」
不意打ちに雅の名前が出たのが気恥ずかしくて、つい朋をにらんでしまう唯。
朋はそんな初々しい唯を眺めるのが大好きなのだ。だからしょっちゅうからかってしまう。

267 :魔法少女? ユイ 番外編 3/4 ◆KazZxBP5Rc :2009/02/13(金) 23:32:53 ID:Phn/A7z5
その後、二人はキッチンに入って準備を始めた。
「料理はよくやるの?」
「うん、姉ちゃんと二人だから。でもお菓子は作ったことないな。」
「大丈夫、混ぜながら順番に入れてくだけだから。」
話している間にも準備は整った。今回二人が作ることにしたのはクッキーだ。
唯は最初のバターをボウルに入れる。
ヘラを取り出そうとした朋を唯は制止した。よく見るとバターは勝手にやわらかくなっていっている。
「魔法?」
「ボウルの中の空気を回しているんだよ。」
「……いつもこんなことやってるの?」
「だって体動かすより楽だもん。」
「……太るよ。」
「大丈夫だよ、毎朝トレーニングしてるから。」
呆れたり羨ましかったり、複雑な思いを抱く朋。
「よし、全部混ぜ終わった。」
「あとは小さくこねてオーブンで焼くだけだよ。」
「魔法で焼いちゃダメ?」
「うちを火事にする気か!」

クッキーを焼いている間、二人はジュースを飲みながら話していた。
「で、雅ちゃんとはどこまでいったの?」
危うく噴き出すところだった。
「どどどどどどどどどこまでってキスだけだよ!」
「えー、つまんない。」
「つまんないってなあ……俺、男だったんだぞ?」
「知ってるよ。」
「だから、その、まだ……。」
恥じらう唯が可愛すぎて、朋は笑ってしまった。
「ま、あんたたちなら大丈夫でしょ。ゆっくり大人の階段上っていきなさい。」
そう言って唯の肩を叩く朋。
なんだかんだ言って良い友達だな、と唯は思った。

268 :魔法少女? ユイ 番外編 4/4 ◆KazZxBP5Rc :2009/02/13(金) 23:33:51 ID:Phn/A7z5
翌日、教室ではさまざまな思惑が渦巻いていた。
一触即発、そんな空気をよそに、登校してきたばかりの唯は雅に話しかけた。
「雅、これ……。」
「え? あ、ありがとう。」
なんだか様子がおかしい雅。
「実はね、くれるとは思ってなかったから、こっちでも用意してたの。」
換わりに赤い紙で包装された箱を受け取る。
なんだ、そういうことだったのか。唯は自然とにやける。それにつられて雅にも笑顔が浮かぶ。誰にも入れない二人の世界がつくられていた。

少し遅れて、順平が教室に入ってきた。順平と雅の席は前後同士で、唯は今度は席についた順平に話しかけた。
「よう、お前にもいろいろ世話になったから、これ。」
「なんだ?」
「バレンタインの。」
「お前なあ……彼氏の目の前で他の男に渡すなよ。」
わざと強調された「彼氏」の言葉に唯が真っ赤になるのは言うまでもなかった。

228 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)