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新ジャンル『男友達→転生→幼女な養子』

1 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:54:44 0
テンプレ

男「はあ、今日も残業。 明日も残業……ホントサラリーマンは地獄だぜえ……」
幼女「おい」
男「ん?お嬢ちゃんどした?」
幼女「俺だよ俺!」
男「こ、こんな幼女がオレオレ詐欺を!? 日 本 終 わ っ た な」
幼女「だから俺だって! ほら、幼馴染の友だよ!」
男「……はあ?」
幼女「あーもう、事情は後で話すから! とりあえずお前んチ泊めてくれ!」
男「ちょっwwwww」
■まとめWiki
http://www18.atwiki.jp/dmsul71n0/pages/11.html


2 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:55:27 0
幼友or幼女
男の親友。
事故により死亡、前世の記憶を持ったまま幼女に転生する。
孤児になり施設に預けられるが、暇だったという理由で脱走。
脱走している最中に偶然男と再会し、そのまま男の養女になる。
現在は洗濯など家事をこなしつつ保育園児として生活している。
いじめっ子のガキ大将をシバき倒す強い気質の持ち主。
超が付くほどの負けず嫌いでもある。
怖いもの(ホラー等)が苦手、という弱点がある。


友の父親になる。
結婚したことも無いのにコブつきになってしまった人。
企業戦士。
愛がいっぱい。
本人曰く、ロリ属性は無い。
本人曰く、どどど童貞ちゃうわ!!!!111111
AT限定免許でペーパードライバー。

前世
男の親友。
当時の彼女にプロポーズする前日に事故死。そして幼女に転生する。
元バスケ部。
「俺の名前を言ってみろ」

同僚(女
家庭的。
男に脈あり。
幼友のライバル兼母候補。
コスプレ好き(スイッチが入ったらもう止まらない)。


3 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:55:36 O
↓チャリ助

4 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:56:11 0
ちゃとらん
幼友に拾われた猫。
同僚(女)の元で家猫中。

黒リボン
生まれ変わり2号。
元社長。
綾波属性。
幼友と同じく転生少女。趣味は経営と読書。
転生前に弟(現父)に殺されたため、復讐を誓っている。 

園児A
幼友の女友達。
純真。ツインテール。
巨乳なる星の下に生まれた子。

Aの姉
腹黒。
オカルトマニア。

Aママ
特盛りっ!!
誰もが羨むないすばでー。

園児B
ガキ大将。
幼友に惚れる。
後に池面。

5 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:56:52 0
保母
最初のヒロイン候補。
ヒロインスピンアウト。
ヒロイン復帰を狙ってます。

園児其の他
性別すら定まってない。

友元カノ
唯一の常識人(かもしれない)
未だに友(前世)が忘れられない様子。

男母
男の母親。
人の話を聞かない。
孫(幼友)が出来て感動。お祖母ちゃんと呼ばれて大感動。
「あらあらあらあらあら〜」

男父
権威主義に凝り固まって物事が見えてないバカ(男談)。
男を出来損ないに認定している。男と犬猿の仲。
実はツンデレ。

黒父
黒リボンの実父にして黒リボン前世の弟。
大企業の社長。
黒リボン前世を策謀により抹殺したらしい。
以外とイイ人。

6 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:57:41 0
秘書
攻略ヒロイン候補?
仕事第一主義。
心根は優しい様子。

店員A
フリル好き。

デパ嬢
俺達に出来ない納得の仕方。
そこに痺れる憧れるぅっ。

バーボンランド着ぐるみの皆さん
お仕事ご苦労様です。
打倒! ネズミー王国(ランド)!!
嘘を嘘と見抜いてなお騙される、そんな気概のある人だけが楽しめる!
ネタと釣りに満ちた、新感覚アミューズメントパーク!
「バーボンランド」に勤める釣匠集団。

変質者
殴られた。
捕まった。
アリーヴェデルチ。
たぶん服役中?

プリキャラ
アニメ番組。大きいお友達から幼児まで大人気。
現在は『フラッシュフレッシュ』が放映中。前作は『マックスヒート』
『マックスヒート』の方が人気があるとかないうわなにをすr(ターン)


7 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 00:58:52 0
テンプレ終了!

8 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 01:03:23 O
児童ポルノ所持疑惑で通報しました

9 :ほんわか名無しさん:2009/11/23(月) 09:33:39 O
妄想し過ぎですね、お薬出しときます

10 :チャリ助 多発警報:2009/11/23(月) 12:32:17 0
    チャリ助
      ↓
    ∧__∧
   /       \
   |  (・)   (・) |
   |    ⊂⊃   |   ‥‥‥‥。
   |   _人_  |
   \       /






     ∧__∧   =ャ=ャ
   /       \  =ャ=ャ =ャ=ャ
   |  (゚)   (。) |    =ャ=ャ
   |┌  ⊂⊃ ┐|   =ャ =ャ=ャ=ャ
   |  \___/ |  =ャ=ャ =ャ =ャ
   \  \|/ /    =ャ=ャ =ャ=ャ


このスレは2ch厨のチャリ助に監視されています
注意しましょう

11 :ほんわか名無しさん:2009/11/24(火) 19:49:53 0
新スレ乙!
さぁ、書き手の皆さんを待つか。

12 :ほんわか名無しさん:2009/11/29(日) 16:10:35 0
乙!
前スレのログ持ってる人いませんか。

13 :ほんわか名無しさん:2009/11/30(月) 18:32:45 O
>>11

> 新スレ乙!
> さぁ、書き手の皆さんを待つか。

14 :ほんわか名無しさん:2009/11/30(月) 22:36:10 O
>>12
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/59693

15 :ほんわか名無しさん:2009/12/01(火) 08:47:10 O
他人任せしか来ないならこのスレは落ちる

16 :ほんわか名無しさん:2009/12/03(木) 17:37:52 0
>>14
12です。Thx.
>>15
文章は書けないんだ、ごめん。

17 :ほんわか名無しさん:2009/12/03(木) 20:46:40 O
>>16
じゃあなぜ立てたんだよ
前スレ知らんから書けないぞ

18 :ほんわか名無しさん:2009/12/12(土) 17:56:01 0
幼友「なあ我が父よ」

男「なんだ我が娘よ」

幼友「未だ一つも俺たちが出るレスがないなんてこのスレの状況は大丈夫なのか?」

男「大丈夫じゃないだろう。これを書いてる奴だってド素人の頭で書いてるんだ」

男「とりあえずいつ出番が来ても大丈夫なように自分の今の状況でも思い出しとけ」

幼友「今の状況も何もこの話書く奴によって時系列バラバラじゃねーか」

男「それもそうだが。まあ、準備しとけってことだ」

幼友「最初からそう言え。わかりにくいわ」

男「さっき言っただろう。ド素人の阿呆が書いていると。そしてその阿呆は無理になったらしくここで終わらせるらしい」

幼友「マジでか」



ほんとすいませんでしたorz


19 :ほんわか名無しさん:2009/12/12(土) 22:06:14 0
書き手来ないな・・・

20 :ほんわか名無しさん:2009/12/12(土) 23:50:06 0
いや>>18も立派な書き手だと思うぞ


21 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 04:19:25 O
自演乙
マジ落とせ

22 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 10:21:42 0
>>21
自演じゃないから・・・なんでそんなに落としたがる?荒らし?

23 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 11:36:29 0
tesu

24 :通りすがり:2009/12/13(日) 11:54:38 0
こんちわ。面白そうなんで、ちょっと書いてみます。
いいですか?
少しずつ、うpでおk?

25 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 13:32:52 0
12月13日午後13時32分

男「ううっさみい〜」

アパートの窓から外をながめる。静かな住宅街は灰色にくすんで見えた.....
(雪が降るかもしれないな....)
幼女「おい男、珈琲でも入れろよ。」
いつの間にか、背後に幼女がいた。
男「うわ...びびった。何だよ、ゲームしてたんじゃなかったのか?」
幼女「死んだ。ダメだ、あれ。糞ゲーだぞ」
男は眉間にしわを寄せた。幼女はハッとして、慌てて言い直す。
幼女「あのゲーム、難しくて....クリア出来ない....」
男は小さくため息をついた。

台所の床はヒヤリと冷たい。男は珈琲の用意を始めた。

(幼女のヤツ、自覚が足りないな。おまえは今、幼稚園児だっつーの.....)
普段の言葉使いは、無意識に口をついて出るモノだ。あの調子では外でボロがでてしまう。
そんなことになったら.......
親 で あ る オ レ の 責 任 !!
幼女「そんな事考えてたのかよ.....」
男「ひゃいっ!」

26 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 13:59:04 O
なんぞこれ

27 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 14:40:25 0
同日午後14時40分

同僚女は足早に駅へ向かっていた。(あ〜失敗した!間に合うかなあ)
寝坊したのだ。10時過ぎに目が覚めケータイを確認した時、彼女の頭には1日のスケジュールを
調整するコマンドがずらりと並んだ。
次の瞬間にはもう、パジャマを脱ぎ捨てていた。熱めのシャワーをあびる。
洗濯機を回し、アールグレイの茶葉をポットにいれながら新聞に目を通した。
トーストとオムレツで朝食を終えた時、時刻は11時半を回っていた。
(どうしようか......)
彼女は買い物に出かけるつもりだった。しかしこれから掃除をして、洗濯物を干し、
身支度を整えるとどうやっても2時を過ぎてしまう.....
それを思うとなんだか億劫になった。今日はこのまま、家にいようかしら......
その時ふと、テレビの音が耳に入った。

『バーボン!ボンボン!バーボンラン〜ド〜♪楽しいうれしい夢の国〜♪』
バーボンランドのCMだ。おおきな目の着ぐるみ達が、キレイに並んで踊っている.....
背景では花火が上がり、イルミネーションがきらきらと宝石のように輝いている。
「あ...」

同僚女はブーツの底をカツカツと鳴らしながら、駅の階段を駆け下りていた。

そのインスピレーションは彼女の脳内を満たしていた。
ふわふわのコットンドレス、ひるがえるレース、おおきなリボンー 踊る着ぐるみ達.....
「ふふっ...」思わず笑みがこぼれる。待っててね、幼女ちゃん......

28 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 15:05:35 0
同日15時5分 

ちりん......

首輪についている小さな鈴が、かすかな音色を響かせる。

ちりり....

主人は出かけたようだ。
ちゃとらんはひたひたと居間を横切った。ベランダのガラス戸は、施錠がしっかりとされている。
しかし.....

かすかな羽ばたき音がして、手すりに一羽のカラスが舞い降りた。

ちゃとらんはガラス越しにカラスをにらんだ。
カラスもちゃとらんを見つめている。

太陽は厚い雲に隠れている.........

29 :ほんわか名無しさん:2009/12/13(日) 21:40:59 0
同日21時40分
ガシャー.... 風呂場のガラス戸が開き、白い湯気がもれる。
男はぱりぱりに乾いているタオルを手に取った。柔軟剤のやわらかな香りにほっとする。
男「ふうーっ!......おい幼女、風呂あいたぞ〜!はいれよ。思ったよりいいぞ、ゆず湯。」
返事が無い。(?)男はパジャマの上にフリース生地のパーカーを羽織った。居間の戸を開ける。
男「おい.....あ」
コタツの向こうに小さな背中が見えた。幼女はテレビの前で眠りこけていた.....
男「おーい....幼女?寝ちゃった.....?」
そっと声をかける。しかし幼女は動かない。かすかに寝息が聞こえる。
(しかたないな......10時だもんなあ)
男は幼女を起こさないように、ゆっくりとコタツからひっぱり出した。
意外に起きないもんだなあ..... 男はそんな事を思いながら、幼女を抱きかかえて子供部屋へ
向かった。四畳の部屋に、中古の二段ベッドが置いてある。下の段に敷いてあるふとんへ、幼女を
おろした。 (ぜえ...ぜえ...こいつ重くなってないか?)せっかく風呂に入ったのに、うっすらと
汗ばんでしまった。幼女に布団をかけてやる。眠りは重いようだった。まぶたが細かく震えている。
「インフルエンザにかかるなよ......めんどくさいから」男は思わずつぶやいた。
すると、その声に反応するように幼女のくちびるが動いた。

「うっせえんだよ....ボゲがあ.......」 むにゃむにゃ.....

カチャン...カタカタ 冷蔵庫から、冷えたビールを1缶取り出す。
男はコタツに入ってニュースを観ながらそれを飲み..............ちょっと泣いた。 おーん! 

30 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 08:14:22 O
うん面白い

だが誰得?書いてる時間を勉強や仕事や睡眠に使おうとか思わないの?

31 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 09:16:29 0
ああこいつ単なる荒らしか

32 :通りすがり:2009/12/14(月) 09:39:51 0
おはようございます。荒し認定....!!がーん!!

前のスレを知らないので、空気を壊したようですね......
ちなみに仕事はしてますヨw 今日は午後からのシフトです。
日曜は休みなので、遊んでました。
お目汚し、申し訳ありませんでした。楽しかったです。 失礼します。

33 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 15:04:23 0
>>32

ああいやいや、あなたじゃなくて>>30が荒らしなんじゃないかって事

むしろあなたはどんどん書いて!!

34 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 16:47:32 O
前の設定しらんけど書いていい

35 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 19:04:53 0
詳しい設定はまとめWiki読めばわかるよ。
まぁ、登場人物全員知ろうと思ったら結構読まなきゃいけないけど。
2スレ分ぐらい?でもかなりおもしろいから読んでみてくれ。
俺は日曜日の午後をほとんど使って全部読んだ。
以上>>18でした

36 :ほんわか名無しさん:2009/12/14(月) 19:15:38 O
これは板違いじゃ?

37 :通りすがり:2009/12/14(月) 23:41:39 0
こんばんは。
>>33 すいません、私の勘違いでしたか.....(^^;)ホッ
>>35 まとめWikiをちょっとのぞいて来ました。おお!おもしろい!
しかしけっこう量がありますね.....時間のある時に、じっくり読んでみます。
>>36 まあまあ....お遊びですよ。気にしない、気にしない........

38 :ほんわか名無しさん:2009/12/15(火) 14:10:03 0


39 :ほんわか名無しさん:2009/12/15(火) 21:50:34 0
12月15日21時50分

男はコタツに入ってぼんやりとテレビを観ていた。年末に多くみられる特番だ。
3人組の歌手が、派手な重低音で歌っている...........
幼女は隣でクロスワードパズルを解いていた。たまにミカンを口へ運ぶ。
≪〜♪≫
幼女「ん、鳴ってんぞ。」
男「.....うん?メールだ....。」
男はのろのろとケータイへ手を伸ばす。「....わあビックリ、黒リボン父からだ!」「!」

 男君、幼女さん、今晩は。
突然だが12月25日の予定はおありだろうか?
もし不都合がなければ、身内だけのささやかなパーティにご招待したい.......

男「黒リボンちゃんの友人としての、招待みたいだな......。どうする?」
幼女「行かいでか!!おまえもどーせ予定なんかないんだろ?!飯食いほーだいだッ!!」
男「う...んー....おまえとケーキを作る位は考えてたけど....ケンタッキーでも用意して。」
幼女はバンザイのポーズで固まった。
幼女「..な...なんか.....ごめん....」
男「うん...」
こんな感じで話は決まった。25日まであと10日.......。
この時二人は夢にも思っていなかった。まさかあんな事に巻き込まれるとは...............

40 :ほんわか名無しさん:2009/12/16(水) 12:17:29 0
12月16日正午

あるオフィスの一角に、男はいた。午前の会議が終わり、プレゼンの成功を噛み締めながら
プロジェクターを片付けている時だった。「あの.....男さん?ちょっといいですか?」「?」

同僚女「はい、熱いので気をつけて下さい。」カフェコーナーは人気がなかった。
彼女はそう言いながら、珈琲のカップを男に手渡した。湯気の立つ珈琲メーカーは、芳香を放っている。
それは高揚した男の脳に、シャープに染み渡った...........
男「ああ、ありがとう。」男はブラックの珈琲を一口飲んだ。いつもの珈琲なのに、今日は特別
うまい.......ような気がする。
同僚女「....幼女ちゃんは元気ですか?」
男「ん?ああ、おかげさまで元気いっぱいだよ。.......困っちゃう位に。」
同僚女「?」
男「いやあーははは!何でも無いよ!元気、元気!」
男はあわてて片手をひらひらと振り、空気を変えようとした。
幼女は昨夜、クリスマスパーティの招待を受けて大騒ぎだったのだ。しかしそこで問題が。

男(さて、どうするかなあ.....へそくりに手をつけるしか.....クソ〜しかたないかー.....)
同僚女「...さん?男さん?どうしました?」
男は同僚女の声で、我に返った。「あ..ごめんごめん。それで?話って何かな?」
同僚女「うふふ....じゃん!!はいっ、ちょっと早いけれどクリスマスプレゼントです!」
同僚女はそう言うと、大きな紙袋を男に見せた。「!!僕にっ?!」

    

41 :ほんわか名無しさん:2009/12/16(水) 12:32:09 0
「あっ...」
「!」
男は一瞬で理解した。彼女の顔がこわばったのだ。これは俺にではなくて.....
男「幼女にもらっちゃってもいいの?うわあ!あいつ喜ぶよ!」
一世一代の切り替えだった。ワンテンポののち、同僚女はほほえんだ。

小さく手を振って、同僚女は廊下の向こうへ消えた。
男「......昼飯食いに行かなくっちゃあ......」
男は誰に言うとはなしにぽつりとつぶやき、残っていた珈琲を飲み干した。
とぼとぼと食堂へ向かう。大きな紙袋を抱いたまま..........

42 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 00:17:19 0
12月17日午前0時17分

男は鍵穴に鍵を差し込み、しずかに回した。
カチリ....と軽い音が一瞬響く。
辺りは静寂に包まれている。こんな時間だ、無理も無い。

居間のコタツの上に夕食の用意がしてある.........
男はきまり悪そうに、頭を掻いた。
残業はいつもの事だが、さすがに今日は遅すぎた。 足音を立て無いようにそろそろと
子供部屋へ向かう。....と、ドアの隙間から明かりがもれている。(!まだ起きている?)
男はドアを開けた。「!!」いない。ベッドに幼女の姿は無い。明かりは煌煌とゆれているが
せまい四畳の中には生命の気配がなかった。(どこに...?!)押し入れを開けるが、中は空で
うっすらと埃がつもっている。
トイレにも風呂場にも台所にも、幼女の姿はない.............
(どうする?!警察に....いや、...........待てよ....?)

43 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 00:29:44 0
いた。居間の隣にある、男の部屋。そのベッドの上に。
幼女は男のふとんに包まって、眠っている...........

男はコタツに入って遅い夕食を食べた。テレビのニュースは明日の天気を伝えている。


44 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 10:07:30 0
同日10時7分

粉雪が舞っている。厚い窓ガラスの向こうには、森のような庭が広がっている。
こまやかに整えられたブリティッシュガーデン..........
黒リボンは窓辺にしつらえられた、布ばりのソファーに座っていた。
室内の暖炉には、くべられた薪が赤々と炎をあげている。
壁に並んだ書架にその光が映しだされ、赤い光がカーテンの様に波打っている。
黒リボンは庭を眺めていた。
しかしその目に風景は映っていない。薪の爆ぜる音が、時折静寂をやぶる。
運ばれた紅茶はすっかり冷えて、写真のように置かれたまま動かない。

黒リボン「ごめんね.....幼女......」

雪は世界の音を吸収するかのように、降り続いている......................

45 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 16:32:11 O
おしまい

46 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 17:58:12 0
同日17時58分

幼女「パパア〜!!おかえりい〜!!....どう?お姫様にみえるう?」
男は『ただいま』を言う間もなくうなだれた。自宅アパートに着きドアを開けた瞬間、
目に入ったのはー.......床にちらばった紙袋と、真っ白な幼女の姿だった。

幼女「いやーしかしスゲータイミングだよなあ〜!同僚女、GJ!!」
レースが幾重にも連なったパーティドレスをまとって、幼女はあきらかに.....
男「浮かれてるな、お前。」 幼女「は...?」
幼女はきょとんとしている。
男は頭を振って、にやりと笑った。幼女は怪訝そうに男をみつめる。
男「じゃあせっかくだし写メを撮って、同僚女さんに送ってもイイカナ?」
幼女「お!そうだな!まて!髪をとかす!!」幼女はパタパタと洗面所へ駆け込んで行った。
男(...........あいつ.........女っ気が出て来たな..........)
男は去来した複雑な思いの中で、ただ一人立ち尽くした...............

『幼友.....お前、まだそこに居るか.......?』 

47 :通りすがり:2009/12/17(木) 22:24:20 0
注釈※白いパーティドレス.............幼女の推定身長を108センチとしてデザイン。
    (イメージ)      ヴィクトリアンドレスをベースに、シフォンレースを
                ふんだんに使ったもの。胸元と腰回りにりぼんモチーフの
                スタックあり。白と表記しているが、ややイエローがかった
                コットン生地が大幅をしめる。
                

   

48 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 22:31:34 O


49 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 22:47:13 0
>>45
>>46

しつこい荒らし
必死すぎ


んで支援上げ

50 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 22:47:53 0
間違った
>>46じゃなくて>>48だわ

51 :ほんわか名無しさん:2009/12/17(木) 23:12:17 O
バンチだろ?

52 :ほんわか名無しさん:2009/12/18(金) 01:04:13 O
>>47
ちょっと引く

53 :通りすがり:2009/12/18(金) 09:50:56 0
おはようございます。
>>52 (((^^;)))ご...ごめんなさい。つい。     私、女なのでお洋服は.....ゴニョゴニョ

(^^).....がんばってちょこちょこ書いていきます〜!支援トントン☆です♪

54 :ほんわか名無しさん:2009/12/19(土) 00:09:14 0
12月19日午前0時9分
高層マンションの、ある部屋...................パソコンのキーをたたく音がやんだ。
秘書は椅子に座ったまま、大きく伸びをした。肩甲骨がくぼみをつくり、筋肉に締め上げられた
血管が血液を脳へ押しやる..... 「んん〜.........ぷはあー...!」首のうしろがジンジンと痛んだ。
最近肩こりがひどい。秘書はメガネをはずすと、机の隅に置いたポーチから目薬を取り出した。
(鍼を試してみようかしら.......でも年内は時間がないし....まったく)
目薬はじわりと滲んで画像を歪めさせた。パソコンのディスプレイには、社長のスケジュールが
並んでいる。(パーティ....ね。親バカねー)クスリ....と笑みをもらし、シャットダウンにかかった。
準備は万端だ。何の抜かりも無い。よほどのイレギュラーが起こらないかぎりは...............

55 :ほんわか名無しさん:2009/12/19(土) 11:21:19 0
同日11時21分

男「噛むんとふにゃんにゃん、にゃんにゃにゃ〜ん♪」
男は鼻歌を歌いながら、洗濯ものを干して行く。居間の窓から差し込む陽光は、ほのかに暖かい。
男「いい天気だなあ...洗濯モンが乾きやすくて、助かるぜえ〜♪」
幼女「主婦かっ」男が振り返ると、幼女が台所から昼食を運んでいた。
男「オマエモナー」幼女「あ...あーハイハイ」
男「.............。」幼女「............。」所帯くせえー.......
コタツにはいって二人はうどんをすすった。湯気が昼の光にゆらめいている。
テレビのチャンネルはBSだ。番組の案内が放送されている。男「ん」幼女「おー...」
テレビ≪BS!≫男「はたちい!!」幼女「どきどっき!!」

56 :ほんわか名無しさん:2009/12/19(土) 19:50:54 0
同日19時50分

その部屋は、電灯が灯されないまま夜を迎えていた。
カーテンの隙間から室内へ入り込むかすかな月明かり.....
どこからかテレビの音が聞こえる。いや、ラジオだろうか?.....人の笑い声だ.....
部屋に敷かれた絨毯の上には、雑誌や文庫本、ほかに様々な種類の紙が散乱している。
新聞やチラシ、コピー用紙.........折り紙.........足の踏み場も無い。
その女は床に座って、ベッドに背をもたれ、虚ろな眼差しで宙を見つめている................

57 :ほんわか名無しさん:2009/12/19(土) 20:10:45 0
同日20時10分

幼女「......う〜...?あれ...俺、寝てたか。」 幼女は小さくあくびをした。どうやら夕食のあと
コタツで居眠りをしていたようだ。テーブルに顔を押し付けていたらしく、右の頬が痛い。
(なんか変な夢をみたような.......?....まあいっか)
幼女「んんと今何時.....えええ?」言いながら隣の男に目をやって、幼女は驚いた。
男「い....犬が....っ..!犬がああああ.....!!」
幼女「号泣うっ?!.....あ、テレビ観てたのか。」
男「すげえーーすげーーーよーーーー」ずびーっと鼻をすする。
幼女「いやいやいや、お前がスゴい事になってんぞ?鼻をかめ!」
幼女はティッシュボックスを男に投げつけた。苦笑する。(困ったパパだな)

夜は更けて行く...........

58 :ほんわか名無しさん:2009/12/20(日) 00:21:32 0
保守アゲ。

59 :ほんわか名無しさん:2009/12/20(日) 14:20:20 0
12月20日14時20分

変質者「やはし、これで決まりです!」タン.とリターンキーを打つ。
パソコンのデスクトップが、猫からかわいらしい少女のアニメ画に変わった。
せまい洋室は白いカラーボックスが一面を占め、まんが本が几帳面に整頓されて収まっている。
その隣面はガラスのキャビネットが1台置かれ、中には蛍光灯でライトアップされたフィギィア達が
さまざまな表情を見せていた。変質者は何事をか、ぶつぶつとつぶやき、たまに笑いを漏らしながら
パソコンデスクに向かっている。ソファーベッドにはうす汚れた抱き枕。窓際には1メートル程の
パキラの鉢植え。薄暗い部屋に、その葉がきらり....と光った。

60 :ほんわか名無しさん:2009/12/20(日) 14:29:19 O
E N D

61 :ほんわか名無しさん:2009/12/21(月) 04:05:56 0
勝手に終わらせんな荒らし携帯厨



自分のペースで書いてくださいね!
変質者って…あの変質者?w

62 :ほんわか名無しさん:2009/12/21(月) 15:11:01 0
だろうな
まさか再び出番もらえるとは思ってもみなかっただろうw

63 :通りすがり:2009/12/21(月) 22:16:38 0
こんばんは(^^;)
>>61 ありがとうございますー!うまくオチをつけられるといいんだけど.....(^^;)
>>62 ......実は前ログをまだ読んでいません......読んできます!なんかごめんなさい〜

64 :ほんわか名無しさん:2009/12/21(月) 23:38:23 O
>>63
何回も書き込みするなら通りすがりでも何でもないだろ

65 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/22(火) 10:38:17 0
おはようございます。
>>64 (^^;)あっ!そうですね。じゃあ名前をつけます。
好きな漫画家さんの名字をもらおう.....♪

66 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/23(水) 11:49:19 0
12月23日11時49分

都心.....高層ビルが立ち並んでいる。整備された道路に、街路樹の影が落ちている。
空気は井戸の底の様に冷えていて、歩くサラリーマン達の鼻を赤く染めあげている。

社長室の空調は22度。寒くもなく、熱くもない..........
黒父「準備は済んだかね?」
秘書「はい。ツリーの飾り付けも終了しました。サービススタッフは今夜から入って、
最終チェックを行います。今の所なんの問題もありません。」
黒父は、黒光りするオーク材の大きなデスクに着いて、その精度を測るかのように
指先でコツコツとはじいた。
黒父「結構だ。....私の出発は?」秘書「明日、24日15時の予定です。」
秘書はいくらかほほえんで、静かにそう告げた。

67 :ほんわか名無しさん:2009/12/23(水) 12:10:01 O
糸冬了

68 :ほんわか名無しさん:2009/12/23(水) 17:18:52 O
ミラクル高僧 チベットちゃん
だな?

69 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 00:00:09 0
私は君がうらやましい。
君はきっと私がうらやましい。

だってそこは闇の世界
君だけが行ける場所

私はじっくり道を造ろうと思う。

不安定な通路をきちんと安定させる
そして好きな時に行き来する

出たらきちんとドアを閉める
誰も入ってこれないように

そうさ そこは新しい世界
私だけが知る場所

夜があけると静かな世界に私の悲鳴がこだまする      

70 :ほんわか名無しさん:2009/12/24(木) 00:03:32 O
>>1
半年ROMってから出直せ。

71 :ほんわか名無しさん:2009/12/24(木) 00:08:45 O
>>66
ちょw自演を自ら暴露するようなことしてどうするwwwwww

72 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 10:08:53 0
12月24日 クリスマス・イヴ

幼女「.....。」
幼女は腕組みをし、正座のまま、目の前に置かれた箱を注視している。
いつもの居間。いつものニュース。いつものヒーター。ケトルのお湯は沸いている。
箱は緑色の包装紙でていねいにラッピングされ、赤いりぼんがかけられている。
幼女は寝起きのジャージ姿のまま、かれこれ30分はこうしていた。
(......クリスマスプレゼントだよなあ....これ) 8時に幼女が目を覚ますと、枕元に
この箱が置いてあった。男の姿はない。朝食の用意は出来ていた。

ゆっくりと意識が覚醒していく......視覚は寝具をとらえ、触覚はそのやわらかさを、
嗅覚は巣の安心感を脳に伝えた。次の瞬間、視覚が見慣れないモノをつかまえた。
箱だ。
気がついた時、幼女の脳裏に映ったのは............
幼女「サンタクロース。」

73 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 10:44:42 0
同日

男は慌てていた。携帯の充電を忘れていたのだ。(まいったな.....コンビニに寄らなくちゃ)
コートを手に席を立った。窓の外は日がさしている。いい天気だ。
オフィスは閑散としている。クリスマス休暇に入っている者がいるからだ。部署の一部は
省エネのため、明かりが落とされている。男は足早に廊下を進んだ。今日の勤務は昼まで。
午後から男も休暇にはいる。仕事初めは(3日から.....その間に、ええとーあのファックスを
送って、荷物は11時に着くはずで......)男は歩きながらコートに袖を通した。手袋を取り出そうと
ポケットに手をやる...... (?)硬いものが当たった。(あれ?何だっけ?)
小さな箱が出て来た。白い包装紙、細く赤いリボン。
男「.....えっ?」男はぽかんとして、正面玄関のロビーでたちどまった。(幼女?!....しか....
出来ないよな?うわ...いつの間に)男はこめかみを軽く掻いた。自然と笑みがこぼれる。


74 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 12:01:41 0
同日 正午

幼女「....はいい?」男≪右京サンの物真似はいいから。≫
幼女は食べかけのあんぱんを片手に、ケータイを持ち直した。
男≪いいか?もう一度言うぞ。2時までに一泊分の用意をして、戸締まりをしておいてくれ。
大家さんには連絡をしておいたから......ガス栓締めてな!カーテンは引いてくれ。
俺の部屋のクローゼットに、キャリーバッグがあるだろ。黒いやつ。そいつにお前の荷物と
俺のと、詰めてな?適当でいいから!≫ 男は歩きながら話しているようだ。やや興奮気味に
まくしたてる。幼女はうろたえた。
幼女「ちょ...っ待てよ!明日のパーティはどうするんだ?一泊ってどこに?!そこを先に説明しろよっ」
男≪黒父の秘書さんから、案内のメールが来たんだ。≫幼女「それで?」

パーティが行われるのは25日、黒家の別荘で。そこは某山の中腹にある。パーティの参列者には
送迎の車を出す予定だそうだ。.....ところで某山といえば?

幼女「某山スキー場があるな。」男≪ぴんぽーん!≫
幼女(えーと.....)「つまり」男≪別荘はゲストルームが8室もあるんだってよー≫
もう使える様にしてあるんだってよー ほら、酔いつぶれて帰れない客のため?みたいな?
そんでお前はスキーしたさに、前乗りで別荘に泊めろなんてあつかましく頼んだのかあああああ!
幼女は切れた。男はびびった。
男≪いや...黒リボンちゃんの提案らしんだけど.....okって言っちゃったぞ。まずかったか?≫
幼女「え」 つかの間の沈黙が、二人の空間をつなげた。



75 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 12:21:23 0
幼女「と...とりあえず切るぞ...。2時に迎えが来るって事なんだな?」
男≪ああ、そうだ。こっちは途中で拾ってくれるってよ。悪いな、いきなり≫
幼女「ホントに急だな。あの秘書らしくもない」
男≪...........ごめん。ケータイの充電忘れてた。メールは昨日の朝に着てたみたいで......さっき
連絡をしましたああああ≫
幼女「お・い!」

幼女は男の部屋に入り、クローゼットを開けた。キャリーバッグを取り出す。
幼女(........プレゼントの礼、言えなかったな)幼女のほほが、ぷくりとふくらむ。
耳たぶがほんのりと赤らんだ。

男「ぶっ...ふえっくっしょいいっ.......う〜....あ。幼女に礼を言うの忘れたっ!」

76 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 21:09:53 0
同日

あたたかい.......お湯に浸されているかの様な感覚...............
やわらかな空気が、光る粒子をまといながら辺りを漂っている..........
幼女(............?くらい。)
目が覚めた。体が重い。
ふわふわと揺れていた意識は、覚醒の瞬間、急速に現実を飲み込んだ。
見えていたはずの光が、暗闇に溶ける。
幼女は身じろぎもせずに、目が闇に慣れるのを待った。遠くかすかに人の気配がする。
ほっと胸をなでおろす。徐々にまわりの様子が見えて来た。
幼女(??ここは......ホテル...か?)幼女はそろそろと半身を起こす。
ダブルベッドのようだ。驚いたことに天蓋がついている。...と、正面の壁に暖炉がみえた。
幼女「マジかよ......」幼女は軽い羽毛の毛布をはぐと、はだしのままベッドを降りた。

77 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 22:01:29 0
メイド「男様、用意が出来ました。どちらに御持ちいたしましょう?」
男は声に気がつくと、あわててメイドに駆け寄った。
男「ありがとうございます。俺が持って行きますよ。」
メイド「はい、わかりました。」
メイドは会釈をし、ワゴンを男に引き渡した。男はそのままワゴンを引き、エレベーターホールへと
向かった。(しかしすごいな....これが個人所有の屋敷だってんだからなあ.....)
カラカラと音を立てるワゴンは、それでも滑る様に動いた。古い物のようだが、手入れが行き届いている。
ホールに出た。ボタンを押す。エレベーターに乗り込みホールに向き直ると、扉がしまる直前....
廊下の先に続く玄関ホールの、瞬くライトが見えた.....

78 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 22:47:16 0
幼女はようやく電灯のスイッチをみつけた。カチン...と聞き慣れない音とともに、明かりがつく。
幼女(...何だ?ずいぶん薄暗い電球だな.....わざとか?)
濁ったオレンジと赤褐色の色合いが、茫洋とした部屋の度合いをいっそう強めている。
深い毛足の絨毯に、はだしの白さが目につく。(ん?)幼女はぎょっとした。

コツコツ.... 誰かがドアをノックする。

男「......起きてる、かな?......」 男は音を立て無いように、ドアノブをゆっくりと回した。
幼女「てめえ......」男はひゅっと息をのんだ。
男・幼女『なんだこの格好は?!』 そのネグリジェはゆったりとしたデザインだった。
首回りはレースに細い刺繍があり、ピンクのりぼんがついている。そで丈は7分、裾まわりは
長めでヒザが隠れていた。しかし.....
幼女「おんまえ、いつからこんな趣味にっ!つーか人形でも買って、自分の部屋で楽しんどけよお!」
男「ちがうちがうがう!メイドさんが....!」
幼女「メイドお?!てっめー俺をどうするつもりだー!!」

79 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/24(木) 23:34:19 0
15分後、説明は終った。
幼女が振り回した枕から、もれた羽毛が舞っている。
幼女「............ごめん。お前が着せたんだと思って.....」照れくさそうに小さくうつむく。
男「だいぶ慣れたけどさ。幼女、いや幼友。お前はもうちょっと人の話を聞こうぜ。頼むから。」
幼女は大きく目を見開いた。男はそれに気づいたが、スッと視線をそらして運んで来たワゴンを
指差す。男「軽く食おうぜ。4時にスキー場でカレー食ったっきりだったろ?」言われてみれば
腹がすいている。幼女は頷いた。

迎えは2時きっかりに訪れた。音も無く現れた新車の様なブルーバード。
駅前で男と合流し、車はそのまま某山へ走った。スキー場に着いたのが3時すぎ.......
世はクリスマスという事もあって、かなりの人出だ。カップルや家族づれ、学生の団体もみえる。
男はスノーボード。幼女はハーフスキーを選んだ。ウェアもすべてレンタルだ。
幼女「お前転びすぎじゃねえ?」男「おかしいな......前は結構いけてたはず....」
休憩をはさみながら4時間程楽しんだ。



80 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 00:11:02 0
暖炉の炎は勢いよく踊っている。生まれた黒煙は煙突の奥に吸い込まれて行く.........
窓は高い位置にある。見えるのは星のちらばる冬の空だ。
部屋にはささやかなティーテーブルがしつらえてある。男はワゴンから皿をいくつか移した。
スープ、スコーン、プチフール、イチゴ、オレンジに..........
幼女「おかゆ?」男「寝る前にあんま食うと駄目だろ?ミルク粥だってさ。」

二人は黙々と食物を口へ運んだ。.......その時、ふと思い出したように男が言う。
男「そういえば黒父も、もう来てたぞ。さっき挨拶は済ませたよ。黒リボンちゃんは明日
くるんだってさ。」幼女「そっか。」
.....なんとなく気まずい空気が流れる。幼女(どうしたんだ、俺は。なんでこんなにショックを受けて....)
男が突然幼女を抱きかかえた。幼女「ふえっ...?え?なに!どした?!」
そのまま廊下に出る。廊下は思ったよりも暖かい。暖房設備は暖炉だけではないようだ。
ドアを出て、廊下を左へ進む。すると右側に吹き抜けが現れた。幼女「!!!」
階下へ壮麗な階段が、らせんを描いておりている。その先にーーー

81 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 00:37:24 0
5メートルはあろうか。
クリスマスツリーだ。

赤や青のミラーボール....プレゼントを模した小箱.....白とピンクのキャンディー......
点滅するライト.....金と銀の綿雪........ジンジャークッキー.......スノウマン......

幼女は男に抱えられたまま、その光景に飲まれていた。
明かりの落とされた玄関ホールに何色ものひかりがまたたいている。
≪ピッピピピピッピピピピッ.....≫
男の腕時計から発せられたアラーム音に、なんとなく幼女は男をみる。幼女「?」
男「ごめんな。」幼女「え.....」
男「あんま気にしちゃ駄目だよな。俺も。.......おまえも!」幼女「っ....!」
お前は、お前だ。そのままでいいんだ。

男「メリークリスマーース!」
男は泣きじゃくる幼女をかかえて、はずむように部屋へ戻った...................

82 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 20:51:56 0
12月25日 クリスマス

幼女「チェック。」男「ええっ?」
男は慌ててキングをさがす。見ると幼女のルークが男のキングをとらえていた。
男「あ、そうか.....ぐわあっナイトをこっちに置けばよかったな。じゃあ...」
男はキングの駒を進めた。幼女はすかさずビショップで、その後を追う。.....と、
盤上に細い腕がするりと伸びた。男のクゥイーンで幼女のキングを、コツンと倒す。
黒リボン「チェックメイト。」

幼女はオレンジジュースを一口飲むと、不機嫌そうに黒リボンをにらんだ。
男「遅かったね、黒リボンさん。こないのかと思ったよ。」
黒リボン「渋滞に捕まったのよ......。でもパーティーが終ってなくて良かったわ。」
三人は遊技場にいた。部屋にはビリヤード盤やカードテーブルが並んでいる。
幼女と男は暖炉の前でチェスをしていた。勝敗は男の1勝6敗。幼女はブツブツと文句を言う。
幼女「勝ったっていっても、男の実力じゃねーじゃん。黒が邪魔したんじゃねーかよ.......」
黒リボン「しつこいわね、いつまでも。男性の精神を宿していると言うならば、それなりに
毅然と振る舞いなさいよ。」
幼女「....む」幼女は黒リボンの言葉にピクリと反応した。
男「...?」(いつもよりピリピリしてるなあ、黒リボン....どうしたんだろう)
男「なあ幼女.... って、おい?」男は幼女に、視線を移して驚いた。
幼女は顔を耳まで真っ赤にしている。黒リボン「?何よこの反応は。」黒リボンは男を見る。
男はフルフルと頭を振った。(わかんないです)幼女は男をちらちらと気にしながら、言葉を濁す。
幼女「...や、だって昨日の夜。........ホラ、なあ?」幼女はますます赤くなる。首筋まで桜色だ。
黒リボン「???」男「昨日?」幼女はタンッ!と勢いよく立ち上がると、白いドレスの裾を舞わせながら
ドアへ向かった。幼女「トイレ!.....の後、会場に戻るし!」バタン...とドアが閉まり、足音が離れて行く...。
黒リボン「あなた、彼になにしたのよ.....」



83 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 21:51:59 0
別荘は昭和初期に地元の元子爵が建てたもので、主に避暑、保養地として使用されていた。
スイスの建築家がデザインを手がけてはいるものの、随所に日本建築の要素がみられる。

中庭を中心に、そのまわりをぐるりと部屋が取り巻いている。時計回りに.....
一階......正面に玄関ホール(三階まで吹き抜け。一階〜二階に、螺旋階段が両翼状に弧をえがく)
    右手前から....エレベーターホール、ラウンジ、ライブラリィー、化粧室、大食堂、
    キッチン、遊技場、ティールーム(このティールームが正面玄関ホールの左側にくる)
二階......吹き抜け(螺旋階段は一階と二階をつなぐのみ)、エレベーターホール、
    ゲストルームが6室連なる(それぞれにトイレと簡単なシャワー設備あり)シングル2、ツイン4
三階......エレベーターホール、ゲストルーム2室(ダブル)、マスタールーム(2部屋)予備部屋(1室) 

84 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 22:45:40 0
男「幼友のやつ、スキー場で眠っちゃったんですよ。アイスクリームを食べて、かくっと。
それでそのままこのお屋敷へ入って、気がついたらあの部屋でしょう?ずいぶんビックリ
してましたよ。どこのホテルだ?別荘は?ってね。」男は苦笑いをしながら、黒リボンと
パーティー会場へ向かった。黒リボン「相変わらずね、あなた達は.....。」
彼女は背筋を伸ばして真っすぐに歩く。育ちの良さがにじみ出ている。
黒リボンは幼女に合わせた様な、黒いシルクのドレスを着ていた。
黒いタイツに小さな靴。真っ赤な花のコサージュが、歩を進めるたび揺れ動く。
男は会場のドアに手をかけた。男「さあどうぞ?お嬢様。」かしずいた男のさまに、
黒リボンは思わず笑みを浮かべた。黒リボン(ホントにこの人は.....) 
ガチャリ......と、ドアが開かれる.........

大食堂は光が溢れていた。1メートル級のシャンデリアが3基、奥まで並んで下がっている。
立食形式のパーティーは終盤を迎え、華やいだ空気もいくらか落ち着きをみせていた。


85 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/25(金) 23:25:54 0
主催者....黒父
出席者....黒リボン、幼女、男、黒父秘書、
    黒父の友人夫妻、その子供(男児8歳、男児5歳)、
    取引先の専務夫婦、その娘(26歳)
サービススタッフ.....シェフ(1)、アシスタント(2)、メイド(1)、雑務(1)
※アシスタント.....調理手伝いおよびホール。
※メイド.....各部屋のクリーンキーパー。
※雑務.....全館の空調およびボイラー、配電管理。
                              ー以上。17名。

86 :ほんわか名無しさん:2009/12/25(金) 23:28:53 0
乙っす

細かい描写があって想像しやすい
服装のあたりとか、今までの書き手さんの中で一番力入ってるんじゃないだろうか

87 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 00:22:33 0
黒リボン「....父がいないわ.....秘書さんも。おかしいわね、賓客を放っておくなんて?」
黒リボンは眉根をよせ、首をかしげた。めずらしい事態のようだ。
男「別室で仕事の話でもしてるんじゃないの?年末は色々あるしね。」
黒リボン「確定申告.....」うっすら影をまとって、ぽつりと言う。
男(脱税のイメージしか湧かない.....)男は額に冷や汗をかいた。そこへ幼女が駆け寄って来た。
幼女「パパ、ケーキ食べていい?」男「お、ちゃんと手を洗ったか?なら、いいぞ。」
幼女「パパも食べる?」男「パ...パパは甘いモノじゃなくてー、そう!メロンが食べたいな〜」
幼女「わかった!」ほころぶ様な笑顔で、幼女はテーブルへ向かった。
黒リボン「あなた、ホントに何を。」黒リボンは難しい顔をして、男から一歩離れた。
男「何もしてないからこそあの笑顔がこわいです.......。」男はうう..と低くうなった。
男「昨日....?強いて言えば」昨夜のあらましを語る。
黒リボン「あなた天然ね。」黒リボンは、はあ...と息を吐いた。
男「テンネン?(記念物?保護対象?希少生物?).....レッドデータに入りますか?」
男はややうろたえている。黒リボン「幼友、苦労するわよ.....」視線の先で、幼女がハデに
フルーツごと転ぶのがみえた.......

88 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 00:49:19 0
>>86 (^^)ノシ ちょこちょこ頑張りマス♪
ホッ(^^;)ヨカッタ.....読んでる人いたよ.....キリッ(ω´°)よし!行くでえ〜っ

89 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 01:44:46 0
メイドはリネン室(キッチンの奥から地下へ。地下はボイラー室等あり。業務用エレベーターあり。)
から染み落としの洗剤を手に、コンクリートの階段を地上まで駆け上がった。キッチン脇のスタッフ
通路を通り、廊下へ出る。化粧室へ急いだ。右手に大食堂、左手は窓の外に裏庭が広がっている。
雪が強風にあおられている。山の天気はたしかに変わりやすい。昼間の晴天がウソのようだった。

メイド「おまたせしました....。」軽く息を切らしながら、化粧室にメイドが飛び込んで来た。
女性用トイレットルームには、それなりに広いメイクブースが設けられていた。
大きな全身鏡が、白と黒の少女達を映している。
黒リボン「ありがとう。さあ幼女、スカートを押さえて....うん、そのままね?」
幼女「........うん」消え入りそうな声で、幼女は答える。メイドは幼女の前にしゃがみこんで、
洗剤をタオルにしみ込ませた。
メイド(か....かわいいいーーっ!いいなあ...こんな子供が欲しいなあ.....)
メイドは顔がニヤつかない様にこらえながら、タオルでスカートをぽんぽんと叩いて行く。
幼女のスカートには転んだひょうしに付いてしまった汚れが、くっきりと浮かんでいる。

90 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 02:22:15 0
10分後。なんとかシミは目立たなくなった。黒リボン「後はクリーニングに出すしかないわね。
いい業者を紹介してあげるから....そんなに落ち込まないでよ。」二人は大食堂の前を通り過ぎ、
中庭を見渡せるソファーに腰をおろした。なんとなく、あの会場に戻れなかった。
幼女「......俺、おかしいかな.....」黒リボン「......いいえ?何もおかしい所なんて、ないわ。」
黒リボンはハッキリと断言した。その響きに同情や蔑みなど、みじんも感じられない。
幼女の目から涙があふれた.....。黒リボンはじっと幼女を見つめている。
幼女「男はさ...そのままでいいって、言ってくれたんだ......。」黒リボンは頷いた。
あるがままでいい....それを受け止めてくれる人が居る。
黒リボン(私はあなたがうらやましい....)
雪はしんしんと降り続いている...................

91 :ほんわか名無しさん:2009/12/26(土) 05:54:15 0
よかったです

92 :ほんわか名無しさん:2009/12/26(土) 08:07:44 O
おしまい

93 :ほんわか名無しさん:2009/12/26(土) 10:05:50 O
>>1
他でやれ

94 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 10:50:41 0
会場に戻る。空調が整っているとはいえ、やはり廊下は寒かった。ドアを開けるとー

秘書「メっメリークリスマス!!」幼女・黒リボン「!!」

ミ ニ ス カ サ ン タ が 居 る!!!

秘書はぎこちないながらも、一生懸命おどけるように振る舞っていた。
その後ろには.......
いのししの様なトナカイが居た。赤い付け鼻が振り向く。黒リボン「と....父様っ?!」
黒父「おや、これはかわいらしいお嬢さんだ!いい子にしてたかな?さあ、プレゼントだよ!!」
そういってトナカイの着ぐるみを着た黒父は、傍らに積み上げられた箱をひとつ取って手渡した。
黒リボン「...あ...ありがとう....」黒リボンはあっけに取られながらも、差し出された箱を
受け取った。幼女はこらえきれずに笑っている。
黒リボン(前日に会場入りするというから、何をたくらんでいるのかと思えば)
手にした箱を見つめながら、黒リボンは..........

95 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 11:46:58 0
男は秘書に頼まれた、写真撮影(パーティーの様子)をこなしながら、室内を移動した。
良いアングルを見つけ、すかさずシャッターを切る。みんな楽しそうだ。プレゼントは
子供たちだけではなく、大人たちにもくばられている。和やかな空気が大食堂に満ちる。
一眼レフの感触は思いのほか、すぐに手になじんだ。
男(買おうかな....ケータイの写メより、気持ちがちがう.....気がする。でも高そうだなあ〜 
あとで調べてみよう)男はカメラのファインダーを覗いたまま、幼女を捜した。
良い記念だな。同僚女さんに、いくつか渡そう。....レンズが幼女を捉えた。男(おっ?あれは....)
男児8歳「君の箱には、何がはいってた?」幼女「待って、今開けるから...」
男児8歳はせかすように幼女の箱をみている。幼女は幼女で、中身の確認にひきこまれている。
りぼんを解く....包装紙のセロファンをはいで....箱本体を取り出す.....箱のフタを開ける......

ピロ〜ン...♪≪ぱしゃらっ.....≫

男「ん?」ケータイのシャッター音が聞こえた。.......ような気がした。
男は顔をあげて反射的にあたりを見回した。すると裏庭のみえる廊下へのドアが、閉じられた
ところだった。(...?) 幼女「パパ。」突然、目の前に幼女が現れた。男「うお...どした?
プレゼントは何だった?」男はサッとカメラをかまえる。
幼女は赤ん坊ほどのビスクドールを、男に見せた。幼女「これ顔が素焼きだぜ!ただの人形じゃ
ねえぞお....。服もこんなだし、高えぜこれは。」幼女はへらへらと笑っている。
男「幼女さん....あなたの目がこわいです.....」男はがっくりとうなだれた。
かわいくなあああああいいいー!


96 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 12:44:28 0
メイド「お疲れ様です。」ハンガーを持ち、秘書を室内へ招き入れる。
地下の従業員休憩室は、オフィス絨毯が貼られ暖房がつけられている。4人がけの古びたソファー。
低いテーブル。ガラスの灰皿。壁はクリーム色のクロスが貼られている。事務用品棚が置かれ、
その隣にはスケジュールボード、内線電話が取り付けられている。ロッカーが一台。ネズミ色の
スチールデスクも一台。奥の壁にドアがひとつ。仮眠室だ。(4人が休める)
秘書は燃え尽きた様にソファーへと身を沈めた。秘書「はああああ.......」
深いため息をつく。メイドは秘書の着替えを広げた。
メイド「みなさん、大変喜ばれてましたね!良いパーティーでした。」
秘書「社長がサンタをやれば良かったのではない?......何故私にこんな.....」
秘書はスカートの裾をつまんだ。ヒザがみえる。社長にプランを告げられた時、秘書は
すぐさまエステの予約をいれた。ミニスカート.....何年ぶりだろう?
メイド「よくお似合いですよ。華やかで、品があって。」
秘書「...そう?...ありがと。」秘書はまんざらでもなさそうに頬を赤らめた。

97 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/26(土) 21:22:44 0
男児5歳「ぱんつー!!丸見えー!きひひひっ」幼女「ひゃあっ?!」
幼女のスカートがぶわりとめくれ上がる。白いタイツの細い足が、丸見えになった。
男児母「これっ!!何してるの?!女性に失礼な事をしてはいけません!」
男児5歳は母親の叱責にもひるまず、ケラケラと笑いながら玄関ホールへ出て行った。
ティールームには、4人のパーティー参加者が残った。男児母、男、幼女、専務娘....である。
お開きのあと、男児5歳を含む5人はこの部屋で帰りの車を待つ事にしたのだった。
男児母「申し訳ありません...最近、とくにイタズラがすぎて.....。ごめんなさいね、幼女さん。」
男児母は困ったようにハンカチを口にあてた。幼女はこくり、とうなずく。
男「御気になさらず。男の子はあれくらい元気なほうがいいですよ。」
男はにっこり笑って、紅茶のカップを手に取った。幼女はパタパタとスカートの裾を直すと....
男とアイコンタクトをとった。幼女の形相に男は紅茶をこぼしそうになる!
幼女(男、止めるな)男(待ってええええええ)
幼女は首の骨をパキ...と鳴らし、部屋を出て行った。男「あ...ああー....」
こんな場所でも幼友バイオレンスは止まらないのか。男は男児5歳の10分後を想像して、
黙礼した。男児5歳よ、君はからかう相手を間違えた.............。

98 :ほんわか名無しさん:2009/12/27(日) 16:44:05 O
保守アゲ。

99 :ほんわか名無しさん:2009/12/28(月) 17:45:11 0
すごい大作になりつつあるな
黒リボンは完全に女の子になってるし…
ところでこの話の時点では幼友は何歳だ?

100 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/28(月) 17:53:42 0
窓の外に雪の降るさまが見える。1日中止む事なく降り続いていたようだ。

男児母と専務娘は、楽しげに話し込んでいる。男は手持ちぶさたになり、二人から少し離れて
なんとなく室内を物色した。ふと、壁際の大きな棚に目が止まる。
男(重厚な飾り棚だな.....別荘なんて、滅多に来ないだろうになあ.......)
男は物珍しげに、しげしげと棚を見つめる。凸彫りで花や蝶、鳥などが装飾されている。
ガラス戸の中にはティーカップがいくつか並んでいた。
男(ん.....?) 男は違和感を感じた。カップは等間隔に並んでいるが、中央のスペースに
奇妙な空間がある。そこだけカップが避けているようだ。
男(.....??)男は視線を固定したまま、ゆっくりとしゃがみこんだ。すると.....

101 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/28(月) 18:02:54 0
>>99 こんばんは

黒リボン...は、前はおとこのこお?!すいません!テンプレと前ログは200レスぐらいしか
読んでませんでしたー!てっきり女の子だと思ってて.....!

や、もうパラレルにしてください..... 今まで書いて来た皆さん、ほんっとーに申し訳ないですッ
そんな訳なので鈴木の中では幼友5歳、のイメージで書いてました.....(身長108センチ・
体重18キロ).....で。

102 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2009/12/28(月) 23:42:36 0
※作注.....(自分のイメージで、勝手に脳内設定してました.....orz)
     幼女5歳、男26歳、同僚女24歳、黒リボン5歳、黒父43歳、秘書32歳。
     

103 :ほんわか名無しさん:2010/01/04(月) 01:48:49 0
age

104 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/06(水) 12:54:39 0
男児5歳「もって来ましたっ!」 男児5歳はやや緊張した面持ちで、グラスを幼女に差し出した。
グラスにはグレープジュースがつがれている。
幼女「うん、ご苦労さん。もういいよ。私の隣に座りなさい。」
幼女はグラスを受け取ると、男児5歳をソファーに座らせた。中庭を望むロビーには、2人の他に
人影はない。男達をのぞくパーティー客は、ラウンジに居るようだ。
男児5歳は幼女の隣におとなしく座った。時折幼女を気にしながら、もじもじしている。
幼女「トイレは今のうちに行っとけよ。この別荘からふもとまで、1時間はトイレに行けないぞ。
車の中でもよおしたらカッコ悪いぞ〜?」
幼女はくくくっ....と意地悪気に笑った。男児5歳はぴょこっと跳ねると、慌ててトイレへ向かった。
幼女「しかし遅いな。車の用意って、そんなにかかるっけ?これじゃあ家につくのが10時過ぎ..か?」
幼女はちぇっ...と小さく舌打ちをした。

105 :ほんわか名無しさん:2010/01/06(水) 13:07:28 O
早速

106 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/06(水) 21:18:48 0
雪が降っている。
暗闇の中、ただ音も無く降り続いている......。

A『......ごめんなさい.....』
B『うう〜ん、そっかあー....ほら俺だよ?ホントに覚えてない?』
A『........』
B『スゴい仲良かったじゃん?...ねえ、思い出さないかな〜?』
A『.....どなたかと御間違えなのだと思います......』
 

107 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/06(水) 21:55:02 0
最初、【それ】に気づいたのは男児8歳だった。
男児8歳(....?あれ、なんだろ....?)ソファーから身を起こし、タタッと窓辺に駆け寄る。
ラウンジの天井には大人たちの吸う葉巻の煙が、蛇の様にたなびいている。
窓の外は粉雪の舞う完全な銀世界と化している。スノウ・ボールを連想させる降雪に、男児8歳は
一瞬目をうばわれ、....そして見たのだ。

暗い森に浮かぶ赤いヒカリ..................

男児8歳「父さん....少しいいですか?」男児8歳は父にそっと声をかけた。

108 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/07(木) 00:20:38 0
男児父「担架を!!!」男「毛布を!誰かお願いします!」
黒父「秘書君、救急車と警察を!」秘書「はい!」
騒然とした空気が、大きく開け放れたドアから流れてくる。
玄関ホールは入り込んだ雪と冷気で、冷凍庫のように冷えきっていた。

109 :ほんわか名無しさん:2010/01/07(木) 11:23:01 0
メイドが毛布をかかえて走ってくる。アシスタント1号とアシスタント2号の二人は、簡易担架を
運んで来た。男児父と男は、二人で抱えていた人間を担架に乗せた。メイドが毛布をその上に
かける。黒父「ティールームへ!メイド君、応急処置をする。用意を!」メイド「はいっ」
担架に乗せられた人間....(男性だ)...は、ぐったりとして動かない。上半身はほぼ裸でヤケドが
ひどく、赤黒くふくらんできている。皮膚の所々には服の繊維とおぼしきモノがこびりついていた。
頭髪は無惨に焼け落ち、溶けたものは焦げた血と混ざり合い、異様なニオイを発している.....

110 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/08(金) 10:29:43 0
赤いヒカリは火柱だった。
炎のようだ.....と、気づいた時山火事になってはいけないと黒父が雑務を呼び、アシスタント2人と
消火に向かわせた。
黒父「しかし何故火の手が?」首をひねる。屋敷から100メートルほどの距離に、その林はある。
しかし変哲のない森林だ。辺りは雪の原、小屋もなく山の斜面という事もあって、歩道のような
モノもない。枯れ草や枝が散乱してはいるものの、この深い雪の中ではカンタンに燃えるはずはない。
消火に向かった3人は、【かんじき】と呼ばれる雪上歩行機具を長靴にとりつけ、スコップや消火剤
を手に火元へ進んだ。アシ2号「カミナリッスかねえ?」雑務「おそらくな。後で森林管理事務所に
連絡をいれよう。でも火はそんなに大きくないな?もう消えかけなのか.....?」
アシ1号「.................何かおかしくありませんか。」


111 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/08(金) 10:41:51 0
だってそこは闇の世界
君だけが行ける場所

112 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/08(金) 11:57:47 0
男がラウンジに入って来た時、幼女はその顔の蒼さに驚いた。寒さの所為だけではないであろう
男はかすかに震えている。幼女はすかさず走り寄った。幼女「おいっ大丈夫か?」
男「あ..ああ。スマン、ちょっと動揺してるよ。」幼女はきゅっと唇を噛んだ。自分は現場の状況
を見ていないが、男の様子から察するにそれなりの判断はできた。
専務母「ちょっとアナタ!こっちの暖炉の前にお座んなさい!」男は目を瞬かせると、
専務母の言葉にしたがった。思ったよりも体が冷えている。防寒具を着ているとはいえ、夜の山だ。
脂肪どころか内蔵まで、氷水に漬けたようだった。筋肉は熱を失い、さびた様にきしむ。それなのに
頭の中はぼんやりとまどろんでいて、自身の声さえどこか遠い.....。
負傷者の様子にもショックを受けた。
そこへ男児父と専務父が入って来た。2人もすぐに暖炉の前へ移る。男児父「?家内は.....?」
専務母「ウチの娘とお茶をいれにキッチンへ行きましたよ。私は少しそういう事が不慣れなので。」
仁王立ちしたまま専務母はサッパリと言い放った。いっそすがすがしい。
黒リボンは男児2人とおとなしく椅子に座っている。だが男児達は異様な空気に、涙ぐんだり
軽く笑ったりしている。黒リボン(いけないわね....先に何か食べさせて、休ませた方がいいかも)

113 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/09(土) 14:38:41 0
説明は黒父と秘書の2人でされた。
ラウンジには男児2人と男児母、メイド、雑務を除く11人が集まっている。それぞれ椅子に座ったり
、暖炉脇の壁にもたれている者もいる。
秘書「......負傷者はシェフさんです。」ほう...と、ため息が口々から漏れる。
男性陣の服は個々によごれ、髪型はセットがくずれている。汗のにじんだ額やシャツからは、
かすかに湯気があがっている。男は幼女と黒リボンにはさまれる格好で、長椅子の中央に
ぼんやりと座っていた。足を投げ出し、両腕をだらりと太ももに乗せたまま、秘書を見つめている。
秘書の説明は続く。シェフの容態は落ち着いてみえるもののヤケドがひどく、一刻も早く病院へ
搬送するべきなのだがーーー
黒父「救急車がここまで上がって来れないそうだ。道の途中を雪が完全にふさいでしまっている
らしい。今急ピッチで除雪作業を進めてはいるが、どう見積もっても2時間はかかるそうだ...。」

114 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/10(日) 13:10:25 0
幼女(車の用意が遅かったのは、そういう訳だったのか.....)
秘書「このような状況です。皆様には大変申し訳ありませんが、もうしばらくご辛抱願います。
お休みになられる方には部屋の準備が出来次第、案内させていただきます。着替えもございますので
入り用の方はおっしゃって下さい。それと...大食堂のほうに飲み物を用意しておりますので、
ご利用ください。」

115 :ほんわか名無しさん:2010/01/10(日) 21:10:50 0
幼女と男は自分たちの荷物を持って、3階の部屋へ戻った。まだ掃除はされておらず、先ほど出た時の
ままになっている。男はキャリーバッグを置くと、ソファーにどさりと倒れ込んだ。
幼女「着替えないと汗が冷えて風邪をひくぞ。」そう言いながら暖炉を見る。火がはいっている。
薪だけは先にくべられたようだ。男はクッションに顔をうずめて動かない。幼女はふう...と
息をもらし、男のネクタイをはずしにかかる。白いシャツに黒いシミが、胸のあたりに付いている。
幼女(!血か.....) 幼女は体を震わせる。そして思ったーー
早よ洗わんと、 こ の シ ミ 落 ち な い!!
幼女の主婦スイッチが入った。血液は時間が経つにつれて繊維にしみ込み、簡単には洗い落とせなく
なるのだ。幼女は慌てて男のシャツに手を伸ばし、ボタンをはずしだした。男はもぞもぞと腕をあげる。
男「...何だよ...自分でやるよ......」やはりぼんやりとしたまま、男はゆっくり起き上がるとボタンを
はずした。幼女はシャツの裾をひっぱり出そうとしたが、....出ない。イライラしだした幼女に気づき、男は
ズボンからベルトをはずすと一気にシャツを脱いだ。男「ど...どうぞ...。」シャツを渡す。
幼女「よし!洗ってくる!着替えはバッグに入ってるから、シャワーでもあびてろ!」
幼女はシャツを握りしめてドアへ向かった。幼女「戻る時、珈琲でも持ってくるよ。」

116 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/11(月) 10:19:08 0
男はふたたびクッションに顔をうずめる。男(駄目だ眠い.....)体のだるさに抗えず、男はそのまま
目をとじた。(少し休んでからシャワーをあびよう.......)そう思うが早いか、男の意識は深く沈んだ。

廊下の空気の冷たさに、幼女は妙な胸騒ぎを覚えた。吐く息は白く、手足の先がかじかんで来た。
見れば中庭の窓もうっすらと霜がついている。あきらかに気温が下がっている。
幼女(??昨日の夜はついてたよなあ、暖房。.....みんな帰る予定だったから、切ってしまってい
たのかな?)それならばスイッチは入れ直されたはず。少し経てば暖かくなるだろう.....

エレベーターが1階につく。ドアが開くと正面玄関。その向こうにティールームのドアが見える。

117 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/11(月) 15:27:37 0
クリスマスツリーの明かりは消されていた。だが、玄関ホールの照明はすべてつけられていて、
隅々まで光が行き渡っている。しん...と静まり返ったホールに、幼女の足音が響く。ツリーの前を横切り
ティールームへ。そして廊下を右へ進む。遊技場の奥がキッチンだ。右手に中庭が見える。
幼女(メイドはどこだろう?染み抜きの洗剤を借りなくちゃ....)キッチンのドアを押し開けた。
薄暗い。ちょっとしたレストラン並みの設備が整っている。(誰もいないか....ラウンジかな?食堂か...
ケガ人についてるのかも?...うーん、どうしよう...)幼女は逡巡のすえ、洗剤を自分でさがす事にした。
(どうせ洗濯機もそこにあるだろうし。そのうち誰か来るだろ。行っちゃえ.....)
幼女は中に入った。バックヤードは大抵キッチンの回りに集中してるはず......。(映画だとそうだけど
な)そんな事を考えながら、幼女は奥へ歩いて行った。スチールの引き戸がある。ガラスの向こうは
暗い。(ここかな?)
開けようと手を伸ばした時、幼女の背後に黒い人影が............


118 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/11(月) 22:08:34 0
雪が降っている。

風は雪原を走り、砂糖のような氷雪を巻き上げている。

山の木々の間を抜け、悲鳴のようなうなりをたてて、その風は...

バサッ!!
ノートが勢いよく閉じられる。メイドは両手でノートの表紙を押さえたまま、カチカチと歯を
鳴らした。「駄目だ書いてる場合じゃないっ!現実逃避をしている状況か!....えっとお...」
メイドは地下の仮眠室でベッドに横になったが、神経が高ぶっていて眠れなかった。
しかたがないので趣味の詩を、ノートに書きなぐっていたのだ。腕時計を見る。
メイド「うわっ....30分しか経ってないし。まいったなあー」メイドはベッドの上であぐらをかいた。
アシスタントの2人はそれぞれ、飲食のサーブや各部屋の薪の配布に出ている。雑務はボイラー室で
、負傷者のシェフは男児母と専務娘が看てくれていた。
メイドは当初黒父の指示に従いてきぱきと動いていたのだが、状況説明が終った後、足腰が立たなく
なってしまった。少し休めば大丈夫だと主張したのだが、大事をとって1時間ほど横になれと言われて
しまったのだった。(除雪はどのくらい進んだのかな.....)ノートを鞄にしまう。そこでふと、
気がついた。もし全員今日中に帰れないとしたら.....「明日の朝ご飯の準備いっ!!」メイドは
両手で頬をグイーッと押した。がばりと跳ね上がる様にベッドを降りる。「ヤバいよ、まずいよう〜
シェフさんがあんなだし、残り物を出せる訳ないし、材料はあるはずだけれどー」
最悪、自分が作らねばなるまい....。メイドはエプロンの紐をしめ直すと、ヒールをつっかけ部屋を
出た。

119 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/11(月) 22:43:28 0
ティールーム。暖炉の火はパチパチと爆ぜながら空気の原子運動量をあげていく。
専務娘(運動量が多く活発になると熱く感じて、少ないと下がるから冷える....だったっけ?
物理はやっぱり、わからないわあ〜.....)シェフのかたわらに座り、炎の暖かさを皮膚に感じ
ながら、専務娘はとりとめのない考えにふけっていた。男児母はちょっと子供の様子を見てくると
言って、部屋を出ている。シェフは浅い呼吸を繰り返しているが、意識はある。応急処置のガーゼと
包帯でミイラのようだ。布団が運びこまれており、体のうえには毛布とタオルがかけられている。
専務娘(氷がだいぶ溶けちゃったわねえ....)患部を冷やすために、ビニールにいれられた氷が用意
されていた。しかし今、袋の中は水の方が多い。(メイドさんを呼ぼうかしら....でもフラフラして
いたし....)壁際の柱時計をみる。(男児母さんが来るまで待ちましょ.....)専務娘はシェフに視線を
戻した。シェフは、うとうととし始めている。その様子に専務娘は安心した。今の所は大丈夫そうだ。
後は早く救急車が来てくれるのを、待っていればいい........
時刻は午後11時を回ろうとしている。

120 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/11(月) 23:06:40 0
男はハッと目を覚ました。頭をクッションからあげると、よだれが垂れた。
男「げっ...幼女に怒られるな。」もぞもぞと身を起こす。ふうあーーっと息を吐きながら、大きく
伸びをした。頭の芯がチリチリとする。涙がにじんだ。「ふう...寝ちゃったな....」男は部屋を
見回す。幼女の姿はない。腕時計を見ると......

121 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/12(火) 19:59:10 0
アナログ盤の腕時計の針は、2時を指そうとしている。男は反射的に、壁際の棚の上に置かれている時計を
見た。合っている。確認と同時にバッグへ向かいジッパーを開け、パーカーをつかむと、袖を通しながら
ベッドへ近寄る。.....空だ。ベッドの下も覗き込む。誰もいない。トイレ、作り付けのクローゼット.....。
男は高まる緊張に飲まれそうになる。ドアへ向かいながら深呼吸をした。頭は首から勢い良く脳に
送られる血液で、心臓の鼓動が直接響くようだった。耳が熱い。この時点までに思いついた、幼女
不在の理由は3つほど。一番可能性が高いのは、黒リボンと一緒にいる、という図だった。
男(だから大丈夫。落ち着け、俺!!)
男はドアの取っ手に手をかけ、回した。.....ガチャッ...   男(?...?!)開かない。
ガチャガチャと何度も取っ手を回す。シリンダーは回っているのに、ドアがびくともしない。
鍵はかかっていない。部屋の中からつまみを回すが、はずれる音がするものの、ドアは無言で佇んでいる。
男はドアから数歩離れ、体当たりを試した。2回....3回.....。しかしドアは小さく軋んだだけで
開きそうも無い。男は部屋の奥へとってかえり、バッグに入れておいたケータイをさがす。
男(.........くそっ!やられた!!!)
手をいれたポケットの中に....あるはずのケータイは、なくなっていた................

122 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/12(火) 22:44:47 0
私はじっくり道を造ろうと思う。

123 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/12(火) 23:26:24 0
くらい。まっくらだ。廊下が続く。窓から白い外がみえる。黒いカラスが飛んでいく。
あしもとに影ができている。音はない。影だけが白い闇のなかで歩をすすめてゆく。

B「?ーっ?うー!!?ぇお?っ!?ぉ!」
Bはもがいている。しかし腕は背中で、後ろ手にしっかりと固定されている。
口には猿ぐつわ。足はガムテープでぐるぐる巻き。体育座りで、ふたの開いた大きな段ボールに
いれられている。頭がかすかに箱から出てみえる。首とヒザがビニール紐で結ばれ、動けない。
段ボールは台車に載せられ、運ばれていく。
Bは混乱していた。何故?どうして?俺を好きだと、言っていたじゃないか!Bの眼球は血走り、
キョロキョロと絶え間なくうごく。台車は進む。廊下は真っすぐに続いている.......................

124 :ほんわか名無しさん:2010/01/15(金) 20:29:04 0
age

125 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/15(金) 22:31:40 0
秘書は腕を組んで立ったまま、ドアをにらんでいた。ここは3階、マスタールームの隣室にあたる
予備の客間である。秘書はラウンジでの状況説明が終った後、メイドやアシスタント、手伝いを
名乗り出た専務娘と共に各部屋のベッドメイキングや、シェフの応急処置の手伝いなどをした。
その後各員、交代制のシフトを割り、1時間の休憩に入ったのだった。
ドアが開かない事に気がついたのは、10分ほど前。交代の時間、5分前だ。時計をみる。
時刻は午後11時10分になろうとしていた。

126 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/16(土) 10:19:32 0
(夢だ。これは夢だ.........)
幼女は夢を見ていると、自覚していた。
華やかなパーティー会場のドアを開けると、廊下がまっすぐに伸びている。
.............低い位置の窓。リノリウムの床。木枠のロッカー。細長い蛍光灯。 
(小学校だ......?)
理科室の前、大きな標本棚.....アメジストや水晶の原石......翼を広げた白鳥.....
古びた図書室には、カバーのほつれた絵本.....学習辞典.....画のはいった小説.....
せまい保健室。黒い椅子。窓のカーテンはうっすらと黄ばんで風にゆれている...................
書類のつまった職員室。広い玄関には錆びたスチールの下駄箱。
ドアは開かない
幼女(..............。)給食室。搬入用エレベーター。.......................ボイラー室。
幼女は歩く。景色はどんどん変わって行くのに足音がしない。窓の外は闇だ。まるで宇宙に
放り出されたかの様だった。それなのに、雪が降っている。闇の中、すう...と現れ、またどこかへ
流れて行く。白と黒の世界。音がない。............誰もいない。

幼女は扉へたどり着いた。 【宿直室】
頭の中で、何かがわめいている。アケテハ、イケナイ。
逃げたかった。大声で叫びたい衝動が胸をつく。誰か....だれかいないの?
扉の向こうに、かすかな息づかいが感じられる。幼女は、扉に、手を伸ばした.........

扉は重く、しかし、開いた

127 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/16(土) 23:59:41 0
カッと目をあける。心臓が高鳴っている。顔が熱い。口は渇き、涙がこぼれた。
幼女はソファーに横たわっていた。起き上がると、暖炉がみえた。パチパチと木が音をたてている。
部屋のあかりは落とされている。小さな円卓があり、その中央に3本のろうそくが立てられている。
ロウソク立ては植物の模様がみてとれる。幼女はあたりをみまわした。するとー

幼女「あんたか.....」部屋のすみに人型がたたずんでいる。
死神「こんばんは、お嬢さん。」
幼女「なんの用だ。」幼女はソファーに座ったまま黒いスーツの人物をみつめた。
黒いネクタイ、白いシャツ、黒い革靴.....顔の部分は黒い靄が球体を形作っている。
靄のなかには小さな光が、ちかちかと瞬いている。コンピューターの基盤を連想させる。
死神「用...と、いいますか。厳密にはあなたに会いに来た訳ではありません。別件の仕事です。」
あんた、と呼ばれた黒い靄は特に感情をこめる事も無く言った。
死神「たまたま仕事先に君がいたのです。....そして何故か知りませんが、あなたにナイトメア
がまとわりついていたので、捕まえておきました。」
幼女「ないと?なんだそりゃ?」眉をゆがめて口をへの字に曲げる。
死神「.....コワい夢をみせる悪魔です。」靄は内ポケットから小ビンを取り出した。
ビンの中には妙な蟲がうごめいている。幼女「ひいっ!!何だそれっきもいキモイー!!」
首筋から一気に毛が逆立つ。冷や汗がでた。両腕を肩にまわし、強く腕をさする。
死神「手を貸せるのはここまで.....。ではごきげんよう........」
靄の言葉と同時に、ロウソクと暖炉の火が消えた。

128 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/17(日) 13:26:09 0
幼女「....は.....っ?何だ今の....」(夢?)覚醒する。あいつが居た。死神が。(仕事だと?)
そこまで考えた時、幼女は自分の状況に気がついた。
自分は床に仰向けになっている。部屋の中は暗い。しかしどこからかもれている、薄い明かりで
物の輪郭は判る。  (......重い........)

自分の腹部に だれかが 座っている

一瞬にしてノドがつまる。声が出せない。体も動かせない。目が大きく開かれる。
幼女はパニックに陥る。(こ...いつ、は....!)

暗闇にうかぶ顔は醜くゆがんでいる。

目尻はさがり、口は卑屈に頬をあげ、喜びが魂をふるわせている...........

幼女は声を上げようとする。しかしノドの奥からはひゅうひゅうと空気がもれるばかりだ。
腕を上げる事も思いつかない。凄まじい恐怖で精神が凍り付いた。誰か......!!
 

         ダ レ カ タ ス ケ テ!!!!!

129 :ほんわか名無しさん:2010/01/17(日) 13:52:31 0
まさか奴の登場か

130 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/17(日) 14:05:58 0
.......ちゃん!!幼女ちゃんっ?!大丈夫?!!」
メイドは幼女を抱きかかえ、強めに肩をゆする。幼女はうつろな目でメイドを見た。
メイド「大丈夫?どうしたの、こんなところで...。具合が悪いの?」
キッチンだ。明かりがつけられている。ゆっくりと瞬きをする。
幼女(助かった...?)記憶が飛んでいる。どう...なったんだ?あれも夢....?
メイド「と、とにかくこっちへ....あれ?なにこれ?....血?」
幼女「あ..あ...そうだシャツをー」幼女は手に握りしめていたシャツを広げた。
鮮血がシャツに大きくひろがっている。かなりの量だ。メイドは慌てて幼女を調べた。
メイド「ケガしたの?!どこ痛い?いやっこの量、やばいよ!!」 
幼女はほうけている。シャツはほぼ血で染まり、自分のドレスにまで移っている。
人間の体内血液量は平均3?だと聞いたことがある。そして三分の一を失えば死亡する。
メイド「なにがあったの?」メイドは酷く心配げに幼女の顔をのぞきこんだ。
すると幼女が突然、ガバッと立ち上がる。あごを引き、自分の服の胸元から中をみる。次にスカートを
まくりあげてタイツを確認する。メイド「よ.幼女ちゃん...?」幼女はスカートをばさりと直した。
幼女「よし、セーフ。」メイド「どうしたの???」幼女はすううと息を吸った。

幼女「あっのヤロおおおおお!!ぶっ殺すーーーーー!!!」

131 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/17(日) 14:14:10 0
※作注.....平均3?=平均3リットル

132 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/17(日) 20:12:28 0
心の芯が痛い。幼女はシャツを握りしめた。夢じゃない。
メイドが何かを言っているが、まったく耳に入らない。
そして幼女は、ずいっとシャツをメイドに差し出した。
幼女「これは洗わずに保管しておいて。警察が来たら、必ず渡して。」
そう言って幼女はキッチンを出ようとした。その手をメイドがつかむ。
メイド「ダメだよ!一人で動いちゃ。何かがあったんでしょう?危ないよ!」
幼女「.....部屋へ戻る。あなたも一緒の方が、いいか.....」
部屋で落ち着いたら、話す....と言って、幼女はメイドとキッチンを出た。
「?!」寒い。息が白く昇る。メイド「あれっ?また冷えてきてる。おかしいな、
暖房を入れ直してだいぶ経つのに。雑務さん、何やってんだろ?」
かすかに苛つきながらメイドがぼやく。
幼女「ボイラー室.....?」

133 :ほんわか名無しさん:2010/01/17(日) 21:20:21 0
すごい勢いで書いてるなw
がんばってください

134 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/20(水) 00:18:45 0
幼女はメイドを促して、ボイラー室へ向かった。嫌な予感がする。
メイド「雑務さんじゃないと、空調はイジれないよ。古い設備だから.....。」
幼女「今、何時だ?」メイドの後について足早に階段を降りながら、幼女は聞く。
メイドは腕時計を見た。メイド「....10時50分になるよ。」
メイドの声には、落ち着きが戻りつつあった。救急車の要請を出してから約1時間半になる。
遅くとも後、30分ほどで救助が到着するのだ。
メイド「あ、そうだ。シェフさんの様子を見に行かなくちゃ....。何人かで交代してるから....」
ぶつぶつと口に出るタイプのようだ。その時幼女は、なんとなく違和感を感じた。しかし何が
おかしいのか、わからない......
幼女(くそ、意外に精神のショックがでかい...。)目に力をいれ、集中しようとする。
考えろ、考えろ、考えろ。
幼女「アイツは言っていたんだ.....」メイド「え?」仕事で来た、と。
死神の仕事。それはーーー

135 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/20(水) 09:08:53 0
地下の廊下は、思っていたよりも広かった。休憩室、倉庫、そして一番奥にボイラー室の表記が
見えた。メイドはふと思いついた様に休憩室のドアを開ける。
メイド「シャツはここに置いておくね。後でーー」
......その次の言葉がとぎれた。いっさいの動作がピタリと止まる。彼女は息をのんだ。
幼女はとっさにキツく目を閉じ、顔をそむけた。
オフィス絨毯に黒いシミが水たまりの様ににじんでいる。空気中に分散され溶け込んだ血の粒子が
鼻孔に満ちて、瞬間的に吐き気を催させる。
メイドがふらりと後ずさった。かくん、とヒザを折り座り込む。
メイド「そんな....何...?なんなの?」
ソファーとテーブルの間には、あきらかに息をしていない専務母が横たわっていた................

136 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/21(木) 20:19:44 0
幼女はおそるおそる、部屋に入った。メイドが自分を見ているのがわかる。
入るのを止めようとしている事も。だが動けないようだった。
一歩.....二歩....血のニオイが濃くなる。幼女はおもわず顔をしかめた。
専務母は仰臥した状態でこと切れていた。半開きの目、小さく開いた口、......あくびの直前にみせる
表情にみえる。出血は頭部からのようだ。しかし。
幼女(?タオルだ?)顔のわきに白いタオルが置いてある。血を吸ってだいぶ汚れてはいるが、
新しい物のようだ。それと.....ソファーの上に何かが載っている。AEDだ。開けられた様子はない。
専務母の顔は血を失ってロウのように白くなっている。メイド「....きゅうっ」
奇妙な声をあげて、メイドが立ち上がる。幼女に駆け寄り、すばやく抱き上げる。くるりとターンを
すると、ドアから勢いよく廊下へ出た。バタン!とドアを閉める。その手はカタカタと小刻みに
震えている。顔は青白い。血の気が引く....とは言うけれど。
幼女は心の隅で(小説の表現って、適切なんだなあ...)などと思っていた。本当に青い。
メイドは幼女を抱えたまま、階段をあがる。
メイド「皆さんを......はあ....集めないと.....はっ....みんなを....救助は、来てる。....もう
着いたはずだ!!」

137 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/22(金) 21:25:34 0
玄関ホールは静まり返っていた。メイドの荒い息が響く。
メイド「ぜえっ....ぜえっ.........はあー...っはあ......」
幼女はするりとメイドから降りた。冷たい空気が頬をなでる。
ティールーム!
幼女(ケガ人を安置して.....誰かいるはず!!)幼女はドアに飛びついた。ハンドルを回す。
幼女「?!」開かない。ハンドルの中でシリンダーが空回りをしている。
メイドは玄関の扉を開けようとしている。だが.....。メイド「あれ....なんでっ?壊れた?」
玄関扉も開かないようだ。ガチャガチャとハンドルを回している。
幼女はティールームのドアを叩いた。タン!タンタン....
幼女「おい!誰か居るだろ!!そっちから開けてくれ!」
.......反応を待つ。しかし応答はない。ドアに耳を押し付ける。なんの音もしない。
一瞬、幼女は救助隊がきてすべてを運び去ったのではないかと思った。
しかしそれならば何故ドアが開かない?そして何故、誰もいないのか.....。
幼女「他の....あいつらは!アシスタントの2人と雑務は?」メイドに問いかける。
メイド「えっ...えっと雑務さんは暖炉に薪を入れるために、各部屋を回ってるかボイラー室に
いるか.....。アシスタント君達は大食堂かラウンジ.....だと思うけど。休憩室には、私しかー」
そこまで言ってメイドは口をつぐんだ。先ほどの光景を思い出したのだろう。顔をふせる。
幼女「.....ラウンジに行こう。」幼女はメイドとラウンジへ向かった。

メイド(しっかり...しっかりしなくちゃ....こんな不安定じゃあいけないわ.......きちんと心を
安定させて、しっかり....)

138 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/25(月) 11:45:11 0
自分をコントロールする。暴れる心を、理性で抑える。魂は叫んでいるけれど、その悲鳴は
誰の元へも届かない.....

幼女は、自分の身体の幼さを痛感していた。脳が、心臓が、精神にダメージを呼ぶ。
あらゆる現象に過敏になっている。幼女(これが経験不足、ということなのか?)
精神は20代のそれだと自負してはいるが、体はいかんせん5歳児なのだ。
未熟な身体は心以上にもろいのかもしれないーーー幼女は右手を胸元にそえ、息を整えながら
ラウンジの前にたどり着いた。メイドがドアを開けようと、手を伸ばすと.......!
『誰かいるのか?!....ドアが開かないんだ。おい、聞こえているか??』
中から男性の声がする。幼女はドアに飛びついた。幼女「いるよ!大変なんです!....ドアは
開かないの?!」メイドはすぐさまハンドルを回す。しかし、やはりシリンダーが
空回りするだけだ。
メイド「.....そうか。ドア、そのものが固定されているんだわ。どうやって?」
メイドはさっと素早く、ドアを見回す。木材のドアにはこれといって変わった箇所は見当たらない。
メイド「こちらからは異常は確認できません!中からは、固定の状態が解りますか?」
男性『いや....どこもおかしくはない!突然、開かなくなったんだ。どうなっているんだ?』
幼女(釘で、何カ所も打ち付けないとこうはならないか?でもいつの間にこんな)
メイド「中に、何人の方がいらっしゃるのですか?!」

雪が降っている。なにかを覆い尽くすかのように、とめども無く降りそそいでいる..........

139 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/01/26(火) 22:18:41 0
ドアは結局、開けられなかった。ラウンジに閉じ込められているのは3人。
男児父、専務父、それとアシスタント2号だった。幼女はメイドを見上げる。
意図を察したメイドは、静かに首を振った。幼女(何で?専務父に言わないのか??)
メイド「とにかく先にドアをなんとかしましょう。....幼女ちゃんはここにいてね。私はバールを
持ってくる!裏の薪小屋にあるはずだから....すぐ戻るわっ」
それだけ言うとメイドは、大食堂の方へ走り出した。裏庭のみえる廊下を通りキッチンへ
向かうと、ちょうど中庭を一周する事になる。奥へ走り去って行くメイドの後ろ姿に、
幼女は言い知れぬ不安を感じた.....。

こつ、こつ、こつ.......ドアが叩かれる.....

男児父『幼女さん、聞こえるかい?』どこかのんびりとした声が響く。幼女は何故か涙が
こぼれそうになった。幼女(聞こえてるよ!!大変な事になってんのに、なんでそんなに...)
声にならない。のんびりとして感じるのは、幼女の気が急いているからに他ないのだが。
男児父は言いにくそうにモゴモゴと続けた。
男児父『やあ〜すまないねえ〜。たぶんコレ、ウチの息子がやっちゃったかもしれないんだよ。
ごめんねえ?びっくりさせて.....。』幼女「?」
ドアの事を言っているようだ。幼女(そらそうだ。いくらイタズラが過ぎるっていっても、10歳
にもならない子供があんな事する訳ないだろ.....)思い至った幼女は、自分の動揺ぶりに気づいて
今度は吹き出しそうになった。口を両手でおさえ、前かがみで声を殺す。
ひくひくと肩をふるわせながら、考えを巡らす。
幼女(なぜ救助隊が、まだ着いていないんだ?もういい時間のハズ.....)

140 :ほんわか名無しさん:2010/01/28(木) 21:21:15 0
保守。

141 :ほんわか名無しさん:2010/02/04(木) 18:37:41 0
>>18だ。ネタ思いついたから書くよ。一日遅れだが
『節分』
男「ただいま〜」
幼友「せいやー!」
男「イテッ!イテテ!やめろ!人に向かって物を投げるな!」
幼友「何言ってんだ。今日はこどもが大人に向かって好きなだけ豆を投げていい日だろw」
男「…ああ、今日は節分か。って待て、なんの予告もなしに投げるな。せめて鬼のお面つけるまで待て」
幼友「ならっささとつけろ。保育園の園長相手じゃもの足りねーんだよ。あいつすぐ逃げやがる」
男「わかったわかった、着替えてつけてくるから待ってろ」

男(鬼)「うがー!泣く子はいねがー!」
幼友「バカ!それはなまはげだ!これでもくらえバカ鬼!」

142 :ほんわか名無しさん:2010/02/04(木) 18:48:02 0
〜豆まき終了〜
幼友「あ〜楽しかった」
男「この野郎、顔ばっかり狙いやがって。目に入ったらどうする」
幼友「お面があるから大丈夫さw」
男「お前な…、まあいい。それより俺は豆片付けとくからお前は歳の数だけ豆食ってろ」
幼友「あ、俺も手伝うよ。せめてものお詫びだパパw」
男「おう、じゃあ頼んだぞ娘よw」

〜片付け&豆食い中〜

男「うう、さすがに豆20個以上はきついな」
幼友「ガンバレ大人w次は恵方巻だな」
男「そんなのもあるのか…」
幼女「そんなのとは失礼な。一応俺の手作りだぞ」
男「なら食う、娘の手作りとなったら別腹だ」
幼友「何いきなり親ばかになってんだ…///」

143 :ほんわか名無しさん:2010/02/04(木) 19:05:15 0
幼友「今年の恵方はどっちだっけか?」
男「確か西南西だ。無言で願い事しながら食うんだぞ」
幼友「わかった」
男「じゃあよーいスタート」

幼友「もぐもぐもぐ…(ん〜、何願おっかな〜。)」
幼友「むしゃむしゃむしゃ…(とりあえず男がもっと俺のことを…って何考えてんだ俺///)」
幼友「はむはむはむ…(それにしても男のまわりには女が多いな。同僚(女)に秘書に黒リボンにあと最近陰薄い保母)」
幼友「もきゅもきゅもきゅ…(こんなに美女そろい踏みだと俺の勝ち目がない…ってだからそうじゃなくて…)」
ガリッ
幼友「いてーーー!!」
男「何指まで食ってんだお前」

144 :ほんわか名無しさん:2010/02/05(金) 15:14:40 0
保守

145 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/05(金) 19:00:04 0
フッ.....と、突然明かりが消えた。部屋の中から息を飲む様子が伝わってくる。
幼女は身じろぎもせず、雪明かりが差し込む廊下にたたずんだ。視線はあくまでも鋭く、
呼吸は深く一定だ。幼女は自身の落ち着きぶりに、やや驚いた。今しがた、動揺で泣き笑って
いた自分が、煙の様に消えてしまった。
異常な状況の連続に、神経がマヒしてしまったのかもしれない。

廊下の奥は漆黒に覆われている。中庭に面した窓からは、白い雪明かりが差す。
幼女は闇を睨んだ。......何かかいるのだ。
この闇の中で、何かが蠢いている。
ビンの中の、あの蟲のように.......

146 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/06(土) 09:24:23 0
足音が聞こえる。手足の動きに、布ズレの音。
たすっ...たすっ....たすっ......
誰かがこちらへ向かって歩いてくる。メイドのヒールは、あんな音を出さない。
革靴でもない。幼女は少しづつ、後ろへ下がる。エレベーターは、何階に止まっているだろう?
だが、この距離ではどうせ追いつかれてしまう.....それでも幼女は足音を聞きながら、前を見据え
後退を続けた。血にまみれた白いドレスが、金魚の尾のようにふわりと闇にゆらぐ。
足音が白い境界線へさしかかる。現れたのは、.......トナカイの着ぐるみだ。
幼女はパッと踵を返し、走り出した。玄関ホールの螺旋階段を目指す。

147 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/07(日) 11:23:00 0
黒父はソファーに深く腰掛けたまま、睡魔と戦っていた。体はすでに感覚を失い、頭がゆらゆらと
前後にふれる。まぶたを閉じて、そのまま沈んでしまえたら、どんなにか気持ちが良いだろう?
しかし眠ってしまう訳にはいかなかった。そろそろ救助隊が着くはずだし、指示は秘書に出しては
いたものの、シェフの事態は.........。
黒リボン「おかしいよね、どう見ても。」
部屋は明かりがついていない。暖炉の炎は吹雪に呼応するかの様に、激しく舞っている。
黒リボンはテーブルの上に小さなロウソクを置いた。ガラスの器に入れられている。
シュッ....とマッチを擦る。ポッと火が灯る。ロウソクに火をいれる。
.....甘い香りが広がる。ロウソクから出ているようだ。黒リボンはマッチを暖炉に投げ入れた。
黒リボン「シェフは何故、あんな所に居たのかしら?」
雪が降っていた。午後は9時を過ぎていて、暗い上に寒い。シェフは防寒着を身に着けて
いなかった。
黒リボン「自殺なの?でも何故?あんな所で、あんな方法で.....?」
黒父は眼球をピクピクと振るわせた。甘い匂いが鼻から入って脳に染みる。
ああ....暑い.....少し暖炉から、離れたい......
しかし体は動かない。遠くから黒リボンの声が、かすかに響いてくる。
黒リボン「何故かしら.....?」

148 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/07(日) 23:17:10 0
何 故 殺 す の ?

頭の中、いっぱいに声がワンワンと、こだまする.....

赤い....血だ。

いや....あれは炎だ。

真っ赤な炎に包まれて.......

黒リボン「どうして わたしを 殺したの..........」
声は響いている。

149 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/08(月) 23:22:25 0
男児8歳は、物音で目が覚めた。まぶたを瞬かせると、目の前に弟の顔がある。よく眠っている。
しかし身を縮ませていて、かけ布団から出ている肩が寒そうだ。男児8歳は布団をひっぱり、弟に
そっと掛けてやる。ベッドには2人しかいない。
男児8歳(寒い.....あれ?なんで??)吐く息がかすかに白い。
暖炉を見る。くべられた薪はほとんど炭になっている。炎は小さく、ガスコンロほどの大きさしか
出ていない。男児8歳は慌ててベッドから降りる。消えてしまったら点けられない。
なんとなく火をたやさない方がいいような気がして、男児は暖炉に近づいた。
火はかなり勢いを失っている。今のうちに木を足さないと......
男児はキョロキョロと辺りを見回す。すると暖炉の脇に小さな扉があるのに気がついた。
壁と同色で解りにくいが、黒い鉄の取っ手がついている。取っ手を引くと....扉はガチャリ、と
開いた。薪があった。男児はホッとして、2つほど薪をかかえ、暖炉へ戻った。
炎はまさに今、燃えつきようとしている。男児はじっ...と炎を見た。ヘタに置くと完全に火が
消えてしまう。炎が残っている薪の横に、1本をならべて置く。隙間を空けて、さらにもう1本。
手を空にして、男児はもう一度扉へ戻った。中を注意深く覗くと、隅に練炭と軍手が置いてある。
軍手をはめ、練炭をつかむ。暖炉へ行き、新しく入れた薪の上に置いた。
少し離れて、炎に向かい、ふうー.....と息を吹きかける。3度目で練炭に火が移った。
様子を見ていると、徐々に炎が大きくなった。男児はニコリと笑い、立てかけてあった火かき棒で
薪の位置を調節した。男児8歳(家のと同じだ......)
男児父から教わっていてよかったと、男児は何かに感動した。軍手をぬいで扉へ仕舞いにゆく。
元の場所において、さあ閉めようとした時だった。右の隅から、一筋の光が、一瞬横切ったのだ。
男児8歳「えっ.....」
隙間がある。男児はそっと手を伸ばした。奥の壁に触れる。すると壁は音も無く、向こう側に
開いた........

150 :ほんわか名無しさん:2010/02/10(水) 11:56:41 0
保守

151 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/12(金) 22:00:19 0
ボイラー室のドアを、ゆっくりと開ける。室内は暗い。廊下は非常灯がぼんやりと光っている。
静かだ。何の音もしない。なぜこんなにも静かなのだろう。血なまぐさい惨劇が展開していると
いうのに。.....いけない。しっかりしなくては。空気に飲まれてはいけない.........。

ふっ....と人影がよぎった。Aは目をこらす。
少 女 が い る 。
ドキン...... 心臓が跳ね上がる。ドキン...ドキン...
呼吸が浅く、速くなっていく。

少女『どうして?』
ドクン..ドクン.ドクン
少女『どうして?』
ドク.ドクドクドクドク.....

A「うわああああああああああああ!!」
Bに向かってレンチを振り上げる.....!
B「ーー!!」

パシッ......

メイドはレンチをつかんだ。素早くもう一方の手でAの体を引き寄せる。
メイド「駄目です.......。」
A「うあっ...あ....何故っ..!....はなして!」
メイド「落ち着いて.....お願い......。」
A「..うう...無理......もう殺さないと....っ死なせて!!殺してよおー......」

152 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/13(土) 21:48:39 0
トナカイの着ぐるみは、手探りでボイラー室の中を慎重に進んだ。懐中電灯はみつけてあったが、
肝心の電池が切れていて、使い物にならなかった。トン....と、指先がパネルボックスに当たる。
あった。なんとかフタを開ける。中を覗くとスイッチが全部切られていた。小さな赤いランプが
点いている。トナカイは端から順にスイッチを入れて行った。
赤のランプが青のランプに変わってゆく...........

Aはガクガクと震えている。メイドはAを強く抱きしめたまま、Aが落ち着くのを待った。
Bは2人の足下に転がったまま、微動だにしない。大きく開かれた目だけが2人を見つめている。
メイド「あなたが、何故こんな事をしたのか......私にはわかりません。」
Aはぎゅっと身を硬くした。歯をくいしばり、手をきつく握る。
メイド「教えてください。」
Aはその言葉に反応した。スローモーションのように、メイドへ顔を向ける。
A「......あのババアも同じ事を言ったよ。」
風はやんでいた。綿の様な雪の結晶が、絵本の妖精のごとくクルクルと舞い降りてくる..........
メイドは表情を曇らせた。(あのばばあ......って、専務母さんか.....)
メイドは一瞬、うつむいて目を閉じた。だが、次の瞬間バッと顔を上げ、Aの視線を真正面から
受け止めた。Aはゆっくりと瞬くと、メイドの真意をはかるように、その瞳を覗き込んだ。
Aの黒い瞳には巨大な虚無が居座っている。まるで.....人間の革袋に詰められた悲しみが、渦を
巻いていて、瞳からその内部を覗いている.....そんな感覚に陥りそうだ.....。
屋敷の明かりが、向こうの端より、こちらへ向かって次々と灯されて行くーーーーー
涙をこらえてメイドは叫んだ。
メイド「どんな理由があっても、殺人を正当化する事は出来ないわ!」
 部屋の明かりがメイドの背後から太陽の様に彼女を照らす
..........Aは.......また静かに瞬くと.......目を閉じ、苦悶の表情を浮かべ....雪のうえに座り込んだ......

153 :ほんわか名無しさん:2010/02/14(日) 08:11:35 0
アゲテオク

154 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 09:43:14 0
時計の針が12時を指す...............

男児8歳「.....なにしてるの??」男児8歳は不思議そうに問うた。
奥に開いた壁の向こうには、やはり薪が置いてあったが、扉がひらいており、そこにーー
幼女「......えっと、この部屋は誰も使ってなくて、ドアが開いて、ここから音がしたから
.....じゃなくて!」きょとんとしている男児8歳を押しのけ、中に入る。
幼女は、手にしている非常用の懐中電灯を向けた。
暖炉で使用する薪を置いておくスペース。1メートル四方の壁の奥が、隣室と繋がっている。
幼女は内側から扉を閉め、男児の部屋へ移った。(暖かい...)幼女の気が、フッとゆるむ。
暖炉から、パキン!と空気の爆ぜる音がした.....

155 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 10:31:25 0
秘書はドアに耳をあて、廊下の音を拾おうとしたが、なんの気配も感じ取れず、焦りだしていた。
ここは3階。階下はツインルーム、さらに1階がティールームだ。
秘書(これは.....どうやらドアが開かないのは、この部屋だけではなさそうね.....。それならば誰も
部屋からは出られないし、騒ぎにもなりようがないのだわ.....)
秘書はケータイがなくなっている事で、確信した。シェフの事も含めて、何かの意思が動いている。
.........良い事ではない、暗い意思が。

156 :ほんわか名無しさん:2010/02/16(火) 17:15:18 0
がんばってくれてるのはいいが少し長いかな
まあ、せっかくここまで来たんだし最後まで読みたくはあるけど

157 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 18:37:41 0
自分でも、どーしてこーなったのか、わかりまてん.........orz

おかしいな.....最低でも去年中に終ると思ってました....自分でも。今、2月のなかば、ですね。

あれ?もしかして、スレジャックしちゃってる??
もういっそ箇条書きで.....!!とも考えましたが(´;ω;`)実は終盤なのです......
あともうちょっとで終ります.......................................................................................今週中には。

158 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 21:45:14 0
裏庭。雪はいつの間にか止んでいる。
空は雪雲に覆われているが、その雲はゆるやかに流れていた。

薪小屋の前にはBが放置されていた。メイドはAを支えながら、建物に戻ろうとしている。
すると廊下の向こうから、トナカイの着ぐるみがパタパタと近づいて来た。
メイドがトナカイと無言で頷き合う。そのまま、メイドとAは大食堂へ向かった。
トナカイはBに近づき、傍らにしゃがみこんだ。Bの口から、猿ぐつわをはずす。
トナカイ「何があったか...、全部話してもらいますよ。」そう言ってトナカイは着ぐるみの
頭を脱いだ。
B「ふざけんなっ!!」雑務は目を血走らせて叫んだ。ツバが飛ぶ。
雑務「あの女っあいつ....クソがあっ!おいっアシスタント1号っ、てめえもグルだったのか?!」
トナカイの頭を雪の上にそっと置いてタメ息をつくと、アシスタント1号は雑務に手を伸ばした。
猿ぐつわを締め直す。雑務はなおも暴れ叫んだが、声はくぐもってノドの奥に落ちた..........

159 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 22:48:13 0
大食堂はシャンデリアの光で満たされていた。
暗闇に響いた不吉な足音は消え、肺に詰まった苦い何かは、今その影を潜めた。
暖炉にはやわらかな炎が舞っている。暖かい空気が身を包んだ。
メイドは、暖炉前に用意された長椅子へAを座らせた。テーブル上の銀に光るケトルから、
コーヒーを注ぐ。
メイド「どうぞ。」
A「.....ありがとう。」コーヒーを受け取り、男児母は微かに顔をふせて、ぽつりと言った。


幼女「え」 
幼女は絶句した。男児8歳と並んでソファーに座っている。
そして男児8歳は言葉を続けた。
男児8歳「夜になると.....母さんの中から鬼が出てくるんだ。」

だからお薬を飲んで、ドアに鍵をかけるの。そうしないと.....

男児8歳「母さんは眠ったまま、歩いて行っちゃうんだ。」
幼女(夢遊病.....?!)
男児8歳「母さんが眠っている間に、鬼は母さんの体を利用して......悪い事をするの。」
幼女「その薬を.....」男児8歳「うん。いれた。」

食 堂 の 水 差 し にーーー

160 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/16(火) 23:18:37 0
幼女は思考を巡らした。その水を飲んだのが、何人かは分からないが、男のダルそうな様子を
思い出して幼女は唇を噛んだ。
幼女「どうしてそんな事を.....男児母さんに飲ませれば、いいことだろう?」
男児8歳「鬼が....鬼はいつも11時くらいに出てくるの。それなのに今日は夕方から.......」
母の様子がいつもとちがう。そう気がついたのは、パーティーが始まってすぐだったという。
男児父は母を別室で少し休ませ、薬を飲んだ母も気を持ち直し会場に戻った。
しかし、何かに怯えているような母の姿を見て、男児8歳は考えた。
そして、万が一の....鬼の悪さを、皆に、見つからない様に したい と.....

幼女「お前......母さんを、守ろうとしたんだな.....。」

うつむいた男児8歳の瞳から、涙があふれ、まるい雫がぽたりと落ちた。

161 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/17(水) 00:25:24 0
アシスタント1号は、もがく雑務をなんとか台車に乗せ、キッチンへ運んだ。
キッチンの奥にあるスチールの扉を開けると、食材室がある。明かりがすべてつけられ、
目が痛いほどに光が反射している。先ほどまで暗闇だったのでなおさらだ。
食材室の突き当たりに、非常口がある。そのドアを開けると、外へのドアとの間に
4畳ほどの小部屋が現れた。コンクリートの打ちっぱなしだ。
アシ1号は雑務を、台車ごとそこへ押し込んだ。小さな裸の豆電球が灯っている。
アシ1号「悪いがここで我慢してください。」そう言って雑務に毛布をかける。
暖房器具は無い。外よりはましだが、それでも寒い。氷点下のはずだ。
アシ1号がスッと手を伸ばし、乱暴に猿ぐつわをはずす。雑務はペッとツバを吐き、ギロリと
アシ1号を睨んだ。おおよそ、まともな表情ではない。普段目にするという事が、ほぼない人間の
状態に、アシ1号はうっすらと恐怖を覚えた。
雑務「あいつ....あいつは俺の彼女なんだ。それなのに....何で俺がこんな事になってんだ?
おかしいだろ?おかしいんだよ!」
アシ1号「.....彼女?男児母さんが、あなたの?」
アシ1号は食材室との境に立ったまま、雑務に聞いた。

162 :ほんわか名無しさん:2010/02/18(木) 07:56:41 0
保守アゲ。

163 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/18(木) 18:18:01 0
男児母は、ほつれた髪もそのままにただぼんやりと宙を見つめている。
渡されたコーヒーを口にしてはいるものの、ただ飲み込んでいるだけに見える。
メイドは、男児母から少し離れた椅子に座っていた。浅く腰掛け、すぐ動ける様に膝を曲げている。
気配を殺した視線は、男児母から離さない.....
頭の中では疑問と謎が駆け巡っている。しかしメイドはすぐに頭を振って、考えるのをやめた。
この先は警察の仕事だろう。自分がゴチャゴチャと考えた所で、専務母さんは生き返らない。
殺めたのが男児母さんとも限らない。シェフの事もつながりがあるのか、まったくの無関係か。
........(遅いな、アシ1号。あいつがこないと現状の把握が出来ないじゃないか。旦那様にも
報告しないと。)
メイドは無意識のうちに、思考から排除しようとしていた。男児2人は部屋で休んでいるはず。
しかし、専務娘はティールームにいないようだった。シェフは自力で動けただろうか?
あのドアは開かなかった。
無人の部屋を、わざわざ閉じる意味はない。かならず誰かが中に居るはずだ。
..........誰かが。

164 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/21(日) 20:53:13 0
すいません......orz
終れそうもありません......
箇条書きで終らせます。

165 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/21(日) 22:36:38 0
雑務..........自分は前の職場で男児母と出会い、彼女に「好きだ」と告白され交際がスタートした。
     彼女が望んだので、両者合意の上で性交渉におよんだ。その後事情があって離れたが、
     今回このパーティーで偶然にも再会出来たので、よりを戻したいと思った。
     
男児母......黙秘。

アシスタント1号.....雑務はこの屋敷の管理人で、山の麓にアパートを借りているようです。
         会社の説明はそれだけで、どんな人物なのか詳しくは分かりません。
         今回、初めて顔を会わせました。3日ほど一緒に仕事をしましたが、
         おとなしい.....というか、何故か笑った顔が........怖い印象の人だと感じます。
        
         私は派遣の者なので、お屋敷の内情は何も知りません。 

166 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/21(日) 22:57:11 0
メイド.......私は黒家と契約している、家政婦協会から派遣された者です。黒家にも何度か仕事で
     お邪魔をしました。黒リボンお嬢様が旦那様と、少し距離を置いている事は知っています。
     理由は分かりませんが。

男児8歳......母の荒れた姿を、万が一でも他人に見せたくないがため、水差しに睡眠薬を投入する。
男児5歳.....兄と協力し各部屋を回って、ドアに、男児父の仕事部屋から持ち出した接着剤を
     しみ込ませる。(男児父の会社の製品。研究途中。)たいした接着力はないはずだった
     のだが、屋敷の暖房が切られた事により、下がった温度で強固になってしまった。

167 :ほんわか名無しさん:2010/02/22(月) 18:06:46 0
お疲れさんw

168 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/23(火) 20:22:17 0
申し訳ないです.......orz ありがとうございます(;ω;)

シェフ.....ケータイで隠し撮りをしていた雑務を注意したところ、切れた雑務に殴られる。
     シェフは昏倒し、死んだと思った雑務は「雪を捨てるためのソリ」に、シェフをのせ
     森林の中に放置。

アシスタント2号......雑務がシェフを殴り倒す現場を、隣室より目撃。しかし普段シェフから
         怒鳴られるなどの注意にウンザリしていたため、助けず。
         だが雪の中に放置されているのを見、さすがに罪悪感が出て、シェフの
         元へ。するとシェフは生きており、(運びやすいように手足が縛られている)
         早く助けろと怒鳴り罵ったため(吹雪になりつつあったため、屋敷に声が
         届かず)持っていたポケットのボトルのウォッカをシェフにかける。
        (気化熱で体温が下がる)2号は酒が好きで、屋敷の酒を盗んだりもしていた。 
         
シェフ.....助けを呼ぼうとして、尻のポケットに入っていたジッポを点火し引火。(手は後ろに
     縛られている)

169 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/23(火) 20:28:46 0
※黒家で働いているのは、厳密にはメイド、シェフ、アシスタント2号。雑務は、屋敷を
 購入した時、管理人として当時雇い入れた。アシスタント1号は専用の人材派遣会社に
 依頼した。(パーティに慣れているスタッフを必要としたため)
                 

170 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/24(水) 20:43:38 0
専務母......専務父がラウンジに残り、娘が負傷したシェフに付き添っていたので、用意された部屋
     へは行かず、ティールームの隣にある遊技場で待機していた。(ラウンジを避けた理由
     は、なんとなく嫌な空気から逃れたかったため。)
     そこへ、娘と一緒になってシェフに付き添っていた男児母が入室。声をかけると、少し
     気分が悪いという。椅子をすすめて休ませる。
     薬をもらおうと人を捜しにキッチンへ。そこで幼女に馬乗りになっている雑務を発見。
     雑務の後頭部をフライパンで殴る。雑務は頭部から出血し、幼女の服に血痕が付着。
     専務母、雑務ともみ合いになり、あげくに首をしめられ失神。(雑務はシェフが
     死んだと思っていたため、開き直っている。)
     雑務が専務母を背負い、地下へ運ぼうとした時、男児母がキッチンへ来る。
     雑務、男児母を脅し、一緒に地下へ。

メイド......地下の休憩室から出て、キッチンへ来る前に、大食堂をのぞきにいった。そこには
     アシスタント1号がいたので10分ほど打ち合わせをする。シェフの不可解な
     事故(?)についてさらに5分。
     キッチンにつくと幼女が床に倒れているのを発見する。

171 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/24(水) 21:11:52 0
専務母.....地下休憩室に運び込まれる。(雑務はこの部屋に遺体を隠しておき、人がいなく
     なってから始末しようと考えた。)
     痙攣とともに息を吹き返す専務母。(動けない。ろれつもおかしい。意識があるのか
     は不明の状態。)
     男児母は廊下で見かけたAEDを取りに部屋を出る。(地下の廊下に設置。2階と3階にも
     ある。)部屋に戻ると、雑務がガラスの灰皿で専務母を撲殺していた。
     男児母、雑務に共犯者だと言われパニックに。AEDを開け、専務母を助けようとする。
     雑務、男児母に襲いかかる。男児母、男児が言う所の『鬼』に豹変。
     隣室のボイラー室へ駆け込み、電源を落とす。
     消火器で雑務を殴打。痛みにもがいている雑務を、そこらへんにあったガムテープや
     ビニール紐で縛り上げる。(雑務がシェフを縛ったものの残り。)
     物置から台車と、トイレットペーパーの入っていた大きな段ボールを運ぶ。
     雑務をなんとか押し込み、台車に乗せて業務用のエレベーターで1階に。
     裏庭へのドアを抜けて、薪小屋の前へ。
    

172 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/24(水) 21:54:02 0
アシスタント1号......メイドがキッチンへ向かった後、暖炉の薪をくべるためにまず3階へ向かう。
         (2号はすでに1階の各部屋を回っているはずだった。)
         真っ先にマスタールームをノックすると、黒リボンが出た。すると、さっき
         黒父が自ら薪を足したという。さらに、薪を足すより暖房を先に着けて来て
         欲しい、と言われた。ボイラーのシステムはよく解らないが、とりあえず
         雑務さんに言います、と1階へ戻る。ここで非常灯が消える。
         ※実は男児母が電源を落とすと同時に、非常灯が点灯していた。30分程度、
          自家発電で明かりは点いていた。上階が優先されるため、地下に非常灯が
          点くのは一番最後。男児母はシステムを知ってはいなかったが、偶然有利に
          状況が働いた。(トリックの要でした。)

ケータイおよび部屋の置き時計について.....ケータイを持ち出したのは男児2人。ラウンジで説明
        が行われている間、ホールに集められていた荷物からそれぞれ抜き出していた。
        (男、秘書、専務母、専務父。)
        部屋に置かれた時計は、電波を受信し、自動で時刻を正確にあわせる事が
        出来るというもの。男の腕時計が同時刻だったのは、この腕時計も同種の
        物だったため。(オチ。幼女のプレゼント。)
    

173 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/24(水) 22:29:14 0
アシスタント1号.....1階に降りるとメイドに遭遇。手短に話す。地下で専務母が亡くなっている
         事、犯人がわからない、ドアが開かないなど。幼女がラウンジの前にいるので
         一緒に居てくれと頼まれる。防護服のかわりに大食堂の隅に置いておいた、
         トナカイの着ぐるみを身につける。(殺人らしいという事だったため、遭遇
         したとき犯人に動揺をあたえる効果を狙った。犯人ではなく幼女をいたずらに
         おどかしただけだったが。暗闇の中、寒かったせいも?)
          幼女が2階の男児の隣室へ入ったのを確認し、ドアのすきまから覗くと男児
         の部屋に移動した所だった。隠れた様に見えた。3階のマスタールームは
         ドアが開いたため、秘書と男が閉じ込められている事に気がつかなかった。
          とりあえず明かりを点け、メイドと合流して、それから全員を集めようと
         考えた。(殺人現場をみていなかったため、緊張感にかけている。
         現実味の無い説明に、殺人は何かの間違いだろうと思い込んでいた。事故か、
         自殺か、メイドの勘違いの可能性。)

174 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/02/26(金) 10:10:31 0
ほぼ終わり.....です。長い事すいませんでした........orz

山の吹雪で電波が。救助隊は着ていた。とか。
雑務の前の職場は小学校の用務員。男児母は10歳の小学生。雑務に告白とか、雑務の曲解です。
あーココを書きたかっ.............

175 :ほんわか名無しさん:2010/03/11(木) 00:30:45 0
完走してほしかったんだが、お疲れ様


176 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/03/12(金) 17:41:42 0
>>175 (;ω;)ありがとうございます.....。ちゃんと下書きをすれば、サクサク進んだかも.....。
後の祭りですねーorz

177 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/03/14(日) 11:28:16 0
3月14日 ホワイト・ディ

男「ただいま.....」
男はアパートの扉を開けた。
手にはエコバック。その中にはスーパーで買い込んだ食材が、2千円分詰まっている。
冷蔵庫にしまい終わり、居間のガラス戸を引く。コタツはすでに片付けられ、やや広く感じる
居間の中央に、幼女がぽつんと座っている。ゲームをしている様だ。
こちらに背を向け、テレビを凝視し一心不乱にコントローラーを操っている。
小さな頭には不釣り合いな大きいヘッドホン。幼女は男に気づいていない.....
男は思わず息を殺して、ニヤニヤしながら幼女の背後にそろりと忍び寄った。
男(ふふふ....驚け〜!!とうっ!)

178 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/03/14(日) 12:02:26 0
幼女の悲鳴が響き渡ったーーーーー!!!!!

ドンドンドン!!!『男さん?!どうしたの?!大丈夫??』近所の住人が激しく扉をノックする。
男はよろよろと扉を開け、幼女がゴキブリに驚いたと説明した。
隣人は男越しにチラリと部屋の奥を覗く。幼女がハエたたきを手に、ぷるぷると
震えている様をみて苦笑した。

隣人達は戻って行った。男はぺこぺこと頭をさげ、静かに室内へ戻る。
幼女「お〜ま〜え〜は〜.....!!!」
幼女は息も荒く顔も赤色に染めたまま、ハエたたきを振り上げた。ぱーーーん!!
男「痛い!!! ごめんなさい!!!」
困ったように笑いながら、男はふくらはぎを庇いつつジリジリと居間の隅に逃げ込んだ。
しかしけっこう真剣に痛い。
幼女「罰だ!今日から1週間、オマエが家事をやれッ!!」
男「うえ....っはい.....。」男はしょげた顔を幼女に向け、うなずいた。

幼女はホラーゲームをプレイしていた。男は昼食の準備に取りかかる。
男「焼うどんでいいか?」
幼女(..........。)聞いていないようだ。
男はため息をつくと、たまねぎを野菜カゴから取り出した。

179 :ほんわか名無しさん:2010/03/16(火) 18:45:32 0
ああ、ホワイトデーね…
そんな日があったね確か…
それはともかく鈴木さんお疲れ

180 :ほんわか名無しさん:2010/04/01(木) 01:38:49 0
鈴木sGJb

181 :ほんわか名無しさん:2010/04/11(日) 17:47:05 0
【新学期】
小友「おい、男」
男「なんだ」
小友「明日から新学期だからノートとか買ってくる。金よこせ」
男「わかった。どこで買ってくるんだ?」
小友「学校の近くにできた新しい本屋。文具もいろいろあるってAちゃんが言ってた」
男「おっけー。じゃあこれ金な。おつりは小遣いだw」
小友「お、ありがとよパパw」

〜本屋〜
小友「えっと、ノートはこれでいいな。そういやそろそろ消しゴムがなくなりそうだったな」
A「あ、友ちゃん」
小友「あ、Aちゃんと・・・げっ」
A姉「お久しぶりね。」
小友「えっと・・・Aちゃんのおねえさん。今日はどうしたんですか?」
A「きょうはわたしのぶんぼうぐをかいにきたの」
A姉「私は買いたい本があったから。ついでにAのつきそいもかねて」
小友「ああ・・・そう・・・」

182 :ほんわか名無しさん:2010/04/11(日) 18:04:33 0
A姉「Aちゃん、私は小友ちゃんとお話があるから一人で選んでおいてくれる?」
A「うん、わかった。じゃあ友ちゃんあとでね!」
小友「うん、後でね・・・さてと、で、話って何だ?」
姉「もちろんあなたのことよ。どう、その後何かおもしろいことわかった?」
小友「ねーよ。しらべてもねぇよ」
姉「あらそう、それは残念ね。それじゃあ私は本でも探してくるわ」
小友「おい、それだけかよ」
姉「他に何かあるの?」
小友「まあ、ないが・・・」
姉「でしょうね。じゃあ私はいくからAのことよろしく」
小友「勝手な奴だな」
姉「人間とはすべからく勝手な生き物よ」
小友「はいはい」

小友「Aちゃ〜ん」
A「あ、友ちゃん。お話終わったの?はやかったね」
小友「うん。」

183 :ほんわか名無しさん:2010/04/11(日) 18:19:35 0
小友「Aちゃんは何探してるの?」
A「消しゴムだよ。今まで使ってたのはすっごくちいさくなっちゃった」
小友「じゃあ、わたしとおんなじだ。確か消しゴムはあっちにあったよ。一緒にいこうか」
A「うん!」

A「うわー。かわいい消しゴムがいっぱいある」
小友「どれにしようか迷っちゃうね(でもほとんど機能性ないやつばっかりだな)」
A「これとかかわいくない?」
小友「でもそれ使っちゃうのがもったいないね。わたしはこれがいいな」
A「え、それちょっと友ちゃんには地味じゃないかな」
小友「でもこういう方が大人っぽくない?それに地味な消しゴムの方が結構消しやすいんだよ」
A「そっかー。じゃあ私もともちゃんと一緒のにしていい?」
小友「いいよ」
A「えへへ、友ちゃんとおそろいだ」おそろいだね!
小友「うん、おそろいだね!(そこら辺のおっさんともおそろいになるがな・・・)」

184 :ほんわか名無しさん:2010/04/12(月) 20:45:24 0
ミスったorz
>A「えへへ、友ちゃんとおそろいだ」おそろいだね!
の最後の括弧でくくってないところは無視してくれ・・・

185 :ほんわか名無しさん:2010/04/12(月) 20:53:16 0
小友「それじゃあAちゃん、また明日学校でね」
A「うん、ばいばい友ちゃん」
小友「・・・おねえさんもさよなら」
姉「またね、友ちゃん」
小友(二度と会いたくねえな)

〜帰り道〜
小友「・・・ダチとおそろいか、そういやそんなこと男のときはほとんどなかったな」
小友「こういうのはやっぱり女がやることなんだろうな」
小友「おそろいかぁ・・・へへ///」

186 :ロリテロリスト:2010/04/14(水) 22:40:54 O
小学生の妹が欲しい人へ
ここでは4つの方法まで紹介する

@お前を小学生の娘がいる家庭に養子縁組してもらう

Aお前が小学生の妹を持つ女性と結婚する

Bお前の家が片親家庭なら小学生の娘のいる片親を見つけてお互いを結婚させる

Cお前の親に頼んで施設にいる小学生の女の子を養女にしてもらう

嫁が子どもを産めない為、施設から養女をもらった。審査、手続きが面倒。
小学5年の女の子(仮、莉菜)で、言う事を聞くし、可愛い。
風呂は一緒で乳はやや大きく産毛。
勃起したのを見た莉菜は、ビックリしてた。
莉菜は、パソコンでチャットや嵐などの掲示板のサイトを見てる。
履歴には、ポルノ画像や動画が残されてた。莉菜は、こんなのを見てたのか…

187 :ほんわか名無しさん:2010/04/17(土) 22:22:57 0
>>183
>そこら辺のおっさんともおそろいになるがな・・・

吹いたwwwwww

188 :ほんわか名無しさん:2010/04/22(木) 15:58:20 0
同じくwwww

189 :ほんわか名無しさん:2010/04/24(土) 01:46:36 0
笑ってもらえたようでなにより
思いつきで書いてるから素人な文章になってるかもしれないがこれからも気ままに書いてくよ

190 :ほんわか名無しさん:2010/05/13(木) 00:57:30 0
age

191 :ほんわか名無しさん:2010/05/15(土) 22:59:34 0
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J

192 :ほんわか名無しさん:2010/05/15(土) 23:26:04 0
ょうじょ!A

193 ::2010/05/20(木) 16:35:25 0
女・・・。
男に生まれてきたかった・・・(泣

194 :ほんわか名無しさん:2010/05/25(火) 15:59:28 0
このSSを体験しようと思うなら、男女どっちに産まれても足りないんだよな

どっちかで死んで、もう片方に転生しなくちゃならないわけで

195 :ほんわか名無しさん:2010/06/02(水) 01:31:13 0
男母「私たち最近出番無いですねぇ」
男父「別に欲しくもないがな」
男母「まぁ、近頃よく男と幼友ちゃんの住んでる所の近くに行ってるようですけど?」
男父「こ、こら!そういうことを言うな!」
男母「あらあらあら、すいませんでした(ニコニコ)」
男父「まったく…」

196 :ほんわか名無しさん:2010/06/11(金) 22:41:49 0
男父のツンデレ炸裂wwww

197 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/06/13(日) 23:22:07 0
幼稚園の園内に、初夏の空気が揺らいでいる。
植えられた樹木や花壇の花々は、瑞々しい葉を広げ、太陽の光をぞんぶんに浴びている。

室内。引かれたカーテンの隙間から、かすかに吹き込む風に、光の波がやさしく揺れている。
園児たちは小さな寝息をたてている..... 昼寝の時間だ。
きちんと並べられた布団に、ひとりづつ子供たちが横たわっている。
幼女(............。)
幼女は仰向けになったまま、身じろぎもせずに、天井を見つめていた。
遠くからかすかに先生達の声が聞こえる。隣室で何事かを話しているようだ。

幼女(.....寝られん.....やべえな。今、寝ておかないと、20時くらいに眠くなっちまうんだよな。)
今夜は観たいテレビ番組がある。録画すればいいだけなのだが、リアルタイムで観たいという
こだわりがあった。
幼女は考えた。眠らなければいけないとき、眠気をさそう方法として何をしてたっけ.....?
酒を飲んでた?本を読んだ?軽いストレッチをしてた覚えはある.....
幼女(昔...あの頃.....俺はーーー)

幼女はそのまま考え続け、その内ウトウトとまどろみ、ついに意識はするりと夢に落ちた.............

【続く】

198 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/06/14(月) 11:00:26 0
ひなびた木造アパートに、西日が射している。梅雨も来ていないというのに、夏のような暑さだ。
午後6時。男はネクタイを緩めながら足早に部屋をめざした。

男「ただいま〜っと。あっちぃーなー今日は! 晩飯さあ、シャワーあびてからー.......どした?」
男はそこまで言ってから、幼女の様子に気がついた。

ちなみに幼女の帰宅は、近所の(アパート隣りの一軒家)母親が、自分の子を迎えに行くついでに
幼女も連れて帰ってくれている。幼女の話では、そこのウチの子と友達らしい。
何度かお礼の挨拶もしている..... 

幼女「お.....っかえりぃ〜...」顔はなんとか笑ってはいるが、あきらかに様子がおかしい。
男「どうした?何かあったのか?」男はスーツを脱ぎながら、軽い調子で問いかけた。
男(こいつ変に自分で抱え込むクセがあるからなあ....機嫌をそこねないように、聞き出さないと)

【続く】

199 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/06/15(火) 23:50:43 0
テレビはニュースを伝えている。窓の外は、小雨がパラついているようだ。

男「夢?」
男は箸を持つ手を止めた。幼女はこくりと小さく頷き、焼き魚をつついた。
幼女「夢の中でオレは、この部屋にいるんだけど......その、体が前世のヤツで。」
男「そうか.....。」
男は複雑な笑みを浮かべ、やや戸惑いがちにため息をついた...。
その様子に幼女はあわてて弁解する。
幼女「ま、その...なんだ。夢だし深い意味はないけどー...ええっと.....気にするな!」
男「は?」
男はぽかんと口を開けた。幼女はまくしたてる。
幼女「夢はただの、脳の記憶が映像になってるだけだ!オレは今の生活になんの不満もないぞ!!
お前はやさしいし幼稚園も楽しいし、飯も最近作るのがおもしろくなって.....えっと、えっと...」
幼女は必死だ。脳のフル回転がみてとれる。顔は紅潮し、ちっちゃい鼻はまんまるに
ふくらんでいる。男は思わず吹き出した。
幼女「な...っなに笑ってんだー!!」

窓の外は小雨。梅雨が近づいている..........

200 :ほんわか名無しさん:2010/06/23(水) 08:59:56 0
なんとなく、検索に引っかかったまとめwikiから来てみたら...
続いていたとな!

まさに不滅

201 :ほんわか名無しさん:2010/06/24(木) 21:03:12 0
何を検索していたんだ、いったい。。。

202 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/06/25(金) 20:17:10 0
私が今、11歳ほどの幼女だったら.....。

そりゃあもうカワイイ格好して、髪もキレイに手入れして〜(´∇`*)♪
お部屋もちゃんと掃除して、お母さんの手伝いとかもやってー

実際は11の時なんて、鼻たらして小猿の様に公園で遊び回ってましたけどね.....orz
勉強がキライ、お風呂もキライ、手伝いなんて意味わかんない〜 
目の前に11歳の自分が居たら、まずビンタかましますw しっかりしろ、自分!!w

203 :ほんわか名無しさん:2010/07/04(日) 15:02:50 0
まだ生きていたとはな・・・

204 :ほんわか名無しさん:2010/07/13(火) 20:46:21 0
早く続きを・・・

205 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/07/14(水) 17:23:58 0
(‘ω‘ )クリスマスはサスペンスだったから、夏だし.....ホラーに挑戦したいなあ.....♪
問題は遅筆な事と、他の書き手さんに迷惑をかけるような状態になるのが、コワイ.....;ω;
気にしすぎ??? 

206 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/07/14(水) 17:36:55 0
(‘ω‘ )181〜さんの話が読みたい...。ほのぼのしてて.....♪

207 :ネコまた@マスター ◆QSPbbMkgUA :2010/07/15(木) 02:44:58 0
ちょくちょく書いてたド素人ですよ。
なんかコテハンいちいち書いたり消したりするの面倒だから
もう消さずにこのままで来るわ。
最近いろいろ忙しくて書けないしネタが思いつかないから
駄文を一つ

同僚(女「今日は久々に友ちゃんのコスプレ…もとい、おしゃれの日よ!」
幼友「…お姉ちゃん、今日は気合い入ってるね」
同僚(女「あたりまえじゃない、超久しぶりの出番なんだから!」
幼友「お…お手柔らかにね」
同僚(女「だめよ友ちゃん!そんな心意気じゃコスプレは極められないわよ!」
幼友「はっきりコスプレ言っちゃったし、てゆーかそんなもん極めたくないし…」
同僚(女「ええい、問答無用!まずは今の服を脱がすわよー!」
幼友「う、うわ!ちょ、お姉ちゃん!?やめ…」

〜帰宅後〜
男「で、こんなことになったと…」
幼友「まさかちゃんとした服着る時間がなくてコスプレしたまま帰ることになるとは思わなかったよ…」
男「いったいいくつ着せられたんだ?」
幼友「わかんない…とにかくいっぱい…とりあえずプリキャラは初代から今放送中の分まで全部着た」
男「ほほう、そいつは写真を見るのが楽しみだなw」
幼友「何言ってんだこの馬鹿///」(バキッ)
男「おふぅ!だから金的はヤメロ…」
幼友「知るか!」


208 :ネコまた@マスター ◆QSPbbMkgUA :2010/07/15(木) 02:46:53 0
とまぁこんな感じでいかがかでしょう?

209 :小5女児:2010/07/15(木) 03:16:27 0
私が11歳(小5)の幼女だったら…

1ヵヮィィ格好する
2女子友達と(p〃▽〃q)きゃぴ♪ってする
3男子と冷戦を繰り広げる
4女子寄り/女子陣営の男子とワイワイする
5良い香りのシャンプー/トリートメント等をする
6髪の毛を常時サラサラにする
7天然を不自然にならない程度に装う
8更にヵヮィィくなる様にがんばってオシャレする(子どもらしくオシャレに)
9お料理をがんばる
10変態男につかまらぬように厳戒体制を張る
11家族関係をよくする
12姉又は兄が居たら仲良くする
13勉強は程々に
14公園で遊ぶ
15女の子らしくする
16スポーツ・体育は苦手派になる
17百合気味になる(完全にはならない)
18一生懸命に貯金をする
19不健全性行為(特に男子と)には手を染めない
20女子のものすごく酷いいじめを受けない様に巧みな外交をする(女子のいじめは本当にやばいので)

幼女になりたいぉ…こんなはずじゃなかったのに…来世は幼女と祈りつつ、今日も悲しみ続けるなり。
ぁぁ、悲しかな。

210 :ほんわか名無しさん:2010/07/16(金) 20:22:33 0
????????????

211 :鈴木 ◆tl1KHumY5MQ7 :2010/07/17(土) 01:08:43 0
幼友くんは普段、学校ジャージのイメージですもの.....。
ひらひら〜にしたいデスよねっ☆

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